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してん*ほーじ
ページ:8

木のしげみに
誰かの姿がみえた。

知らない人ではない。

見たことのある姿。




………白石くん??



彼は
かばんを落としたのか
落としたかばんを
拾うと
静かに歩きさっていった。
その姿は
悲しげで
少し怒ったような
姿だった。
なぜか


その姿をみたとき
今までにないくらいに
胸が痛んだ。


どうしてだろう??


自分でも
わからない気持ちになり
涙がでそうになった。



なぜ
白石くんが
ここにいたの??


白石くんは
この光景みてたのかな??


見てたとしたら
いつから…………??

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