してん*ほーじ
ページ:7
「うわっ」
と
謙也が言った瞬間
痛みが
おそった。
ドスっ――――
私
「痛ーい!!」
謙也
「わるいっ!!
大丈夫か??
ケガないか!?
カナ!!」
土の匂い。
私たち
ベンチから
落ちたのかな??
夕方の空をバックに
謙也の優しい顔が
目にはいる。
私
「イタタタタっ
大丈夫。
謙也は??」
謙也
「俺は平気や。
堪忍な。
土だらけなって
しもたな。」
と
私を起こしてくれた。
スカートの土を掃うとき
ふと後ろを
向いた。
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