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してん*ほーじ
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練習が終わり
今日は
千歳といっしょに帰る。


授業にあんまり出ていない
千歳だが
今日は
大事な相談があるから
話聞いてほしいと
メールしたら
学校にきてくれた。



千歳
「…で、
大事な相談って
なんばいね??

白石から相談って
珍しいわ。」


そう
俺はあんまり
人に相談しない主義。

だから

珍しがられるのも
無理はない。



白石
「あぁ
こんなこと言うのも
アレなんやけど
俺悩んでんねん。


俺ら

みんなから
名前で
呼ばれてへんやろ??


金ちゃんは
金ちゃんで
小春は小春。


みんな名前なんに

俺ら
千里〜とか
呼ばれへんやろ??


だから
ちょっと悲しくなってん。」



千歳
「俺
もっと深刻な話と
おもっとったばいね。

だけん

俺も実は
そーおもっとった。


自分だけ
名前じゃないって
悲しくなるばいね。」

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あきゅろす。
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