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してん*ほーじ
ページ:6

白石
「前にあった子やないか??

雨の日に
本屋で!!」



私はいっきに
記憶がよみがえった。



あの日あの時
植物の話をしたひとだ!!

あの時
すごく楽しかったのを
覚えている。

また
会いたいと
思っていたが
私は
謙也のことで
頭がいっぱいで
思い出せなかったのだ。


こんなところで
会えるなんてー


白石
「君が俺の看病してくれたんか??

嬉しいわ〜

そーいや
名前聞いておらへんかったよな。


俺は
3年2組
白石蔵ノ介や。」




「まさか
あの時の人だったとは
びっくりした。


白石くんね。

よろしく。


私は
3年6組
カナだよ。」



白石は
熱をはかった。

もう
熱は下がっていた。



白石
「なんか
汗かいて気持ち悪いわ。

保健室に
着替えとかあったやろ??」



「うん、あるよ。

明日ちゃんと
保健室に返しておいてね。
てか

保健室に詳しいんだね。」


白石
「当たり前やろ。

おれ
保健委員やし。」



「そうなんだ。

どうりで
詳しいし
先生も名前知ってるわけだね。」



着替えを渡すと
目の前で
ワイシャツのボタンを
外し

ワイシャツを脱ぎ始めた。

そして

おでこにあった
タオルで
体をふいていた。


白石
「すまんが

背中ふいてくれへん??」



え!!

私が白石くんの
背中をふく?!


白石は
タオルをほいっと渡し
後ろをむいた。



しかたないので
私は
白石くんの背中をふいた。

大きく
美白で
スポーツマンって
感じの背中だった。


謙也くんも
こんな背中なのかな??




「はい、
完了だよ。」


白石
「おおきに。
助かったわ〜」




言うと

白石は着替えの
ワイシャツをきた。

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