してん*ほーじ
ページ:6
謙也
「実はな、
お前に頼みがあるんや。」
白石
「頼み??
謙也の頼みなら
なんでも聞くで?」
謙也は
大きく
深呼吸して言った。
"カナを頼んだで"
え??
どういうことや??
謙也、お前
カナのことが
だれよりも
好きなんやないんか??
謙也
「俺、
風のうわさで
聞いたんや。
カナの好きな人は
蔵ノ介なんやて。
俺
テニス以外では
仲間と争いたくないから
蔵ノ介に
カナのこと
頼みたいんや。
それに
好きな女の幸せを
祈るんが
男の役目やからな。
しかも
さっき
なんでも聞く言うてたから
断るんは
なしやで!!」
白石
「謙也…」
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