してん*ほーじ
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俺ら
兄弟は
めっちゃ仲のええ兄弟。
姉、俺、妹の由香里。
なにも
言わなくても
気持ちがわかるほどの
以心伝心している。
さすがの姉
なんか
すべてがおみ通しの
ようだ。
ベッドから
起き上がり
目を擦ると
濡れていた。
俺、本当に
寝ながら
泣いてたんやな…
白石
「あねき…
俺、
謙也にもカナにも
最悪な選択を
してしもた……
俺、
もうどうしたら
ええんかわからなく
なってしもたわ。」
姉
「ん??
それは、どういうことなん??」
姉は
俺の座っていた
ベッドのとなりに
座り
俺のはなしを
聞いてくれた。
姉
「蔵、
カナちゃんに
付き合うんは
難しいなんて
いったんか!?
それは、
カナちゃん
めっちゃショック
受けてると思うで〜
前は
謙也くんと
付き合ってたけど
それは
謙也くんから
告白して付き合いはじめたんやろ??
せやったら
カナちゃんの
ほんまの気持ちなんて
わからんやろ?
今
本当の気持ちを知っているのは
蔵だけや。
蔵、
カナちゃんを
支えられるんは
今あんたしか
おらんのよ。
支えてやるんが
男の役目なんやないか??」
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