白猫
☆条件・U
忍足が与える快感と向日のモノをくわえているという状況がモアを興奮させ、体を熱くしていた。
向日と同じようにモアも快感を耐えている。
「んぅ!ふっ、ぁ!」
忍足は舌先を尖らせ、モアの中に侵入してジュルジュルといやらしく音をたてながらモアの愛液をすすった。
そのたびにモアの腰はビクッと跳ね、奥から新たに愛液を溢れさせる。
モアの顔がだんだん高揚し、ますます淫らになっていく。
その顔は向日をさらに興奮させていた。
忍「っは…。ほんまに教え込まれてるって感じやなぁ。感度抜群やん。」
忍足は口を離し、モアの尻から脚、内股などをいやらしく撫でながら言った。
その忍足の手にも小さくピクリと反応するモア。
モアは耐え、向日を愛撫し続ける。
向「あっ!はっ、くっ!」
「んっ、ふ…はっ…(早く出して!)」
そんなモアを見て、忍足は妖艶に笑った。
忍「なぁ?モア。おじさん達にどこまで教えてもらったん?もしかして…ココも教えてもろたんか?」
忍足は自分の唾液で濡らした指を、一本、モアの尻の穴に入れた。
「ふぅっ!?あっ、やあっ!」
とうとう、モアは向日のモノから口を離し、忍足を振り返る。
向「っはあ、はぁはぁ…も、あ…」
向日はすでに快感に染まり、顔を高揚させ、目を潤ませ、息を乱して達する寸前まで来ていた。
ここまで来ていては、向日に抵抗しようという意志はなく早く達したいという欲望だけだった。
忍「すご…もしかしたらとは思ったけど、ほんまにコッチまで慣らされてるやん。」
「っん、やだっ!!」
忍足の手を掴んで制止させようとするモアに、忍足は妖しく微笑んだ。
忍「なぁ、モア。こんだけ感度いいんや。両方攻めたらどないなるやろな?」
「ッ!!やっ!ダメ!」
モアは今までの経験から忍足が何をしようとしているのか察したのだろう。
いやいやと左右に首を振り、忍足を見上げた。
忍「……エロい顔。そんな顔されても逆効果やで。」
そう言って、忍足は先程まで舐めていたもう一つの穴に指を入れる。
「ンッやあぁ!!」
忍「手、休めてる暇あるん?はよしな。ほら、指増やしていくで。」
「ああっ!」
一本だった指が二本になり、奥へと進んでいく。
そして、中でうねうねと動き回り何かを探っていた。
「ンンッ!っ、ガク、ト!ぁ…は、やく早く出してぇ…はっ、うンッ!」
モアは再び向日のモノを口に含み、今まで以上に激しく手を上下させて先端をキツく吸った。
向「うあっ!駄目だ!もっ、でるっ!」
忍「あかんて。まだ我慢し。」
指を動かす忍足。
その時、モアの体が大きく跳ねた。
「ンンッ!!」
忍「…みつけた。」
忍足はニヤリと笑い、モアが一番感じるポイントを攻める。
「ンッ!うっ、ふう!んんっ!」
二つの水音が激しく室内に響く。
「んッ!ふんんっ!(だめっ!イっちゃう!)」
向「ッ!モア!くっ、ぁぁあああ!!!」
とうとう向日は我慢出来ずに、達した。
「んっはあぁ!」
白いドロリとした液体が勢いよくモアの顔に飛び散る。
向「はぁはぁ、はぁ」
「ん…ぁあ…」
忍「あ〜ぁ、あかんって言うたのに。跡部、時間は?」
忍足はモアの中から指を抜き、跡部に向く。
跡「ジャスト三分。」
「!!じゃあ外に…」
忍「いや、第二回戦や。」
――青い狼の思惑に巻き込まれた赤い狼。
すでに心は猫に奪われていたが、気づいていない。
そして、知っていく。
初めての甘い味。
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