泰権連載
5
「船はどうする?」
「バラしますよ。江賊の船が並んでいたら貴方に申し訳ないですから・・・」
蒋欽達にとって船は第二の家だった。
それでも家族を失った事もあり、船を壊す事で思い出を断ち切り新しい区切りにするつもりだ。
「今、荷を降ろしてます」
新たな住まいは、孫策によって用意されている。
風がとても心地よく感じた。






孫策と蒋欽が今後の事について話始めてしまった為、孫権は手持ち無沙汰に辺りを見渡していた。

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