泰権連載


孫堅の息子。


まだ若い獅子は何故か蒋欽の心を揺さぶった。

「劉ヨウか・・・・・・」
城の場所は蒋欽達も知っていた。
最近、人手をかき集めている事も・・・。

「どう思う?周泰、周平」
「悪い噂は聞かないし、悪くはないと思います」
周平はそう言い、周泰に視線を向けた。
「・・・・・・行くか」

「・・・そうだな」
蒋欽の心は固まった。











集めれたのは300程の仲間。
噂に名高い小覇王が受け入れるかは判らないが、何もしないよりは断然良い。

蒋欽は船に乗り込み深く息を吸い込んだ。
揚子江の慣れ親しんだ香りが気を紛らわせてくれた。

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あきゅろす。
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