泰権連載
5
緊張を解すように、孫権は酒を煽った。





















「・・・孫権様」
周泰は部屋の中に伺いの為、声をかけた。
「・・・・・・?」
が、一向に返事が無く不安になり、そっと戸を開け異常が無いかを確かめる。
部屋の中に賊の気配は感じられず、胸を撫で下ろすが肝心の主の姿が見えず、ゆっくりと気配を消して部屋の奥へと足を踏み入れた。

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