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03



ガチャガチャと賑わう食堂の隅っこで、リスみたいにほっぺを膨らますグリーンを微笑ましく見つめながら昼食をとっている。そこにマルコ隊長登場。



「おう、修行は進んでるかよい」


「あ、マルコ」


『馬鹿野郎、マルコ隊長だろ!!』



赤緑黄に頭を抑えつけながら説教されてしまい仕方なく言い直す。しょーがないじゃないか、長年呼び捨てだったのだから。



「で、どうなんよ」


「まだ、なーんにも」


「は?」


「午前中は武器選んだだけで潰れました」



結局、あれから三人が、あれが良いこれが良いって始まっちゃって中々決まらなかったんだよね。最終的には三人とも自分の選びだしちゃうし。



「そんなこたろーと思ったよい。で、何になったんだい?」


「えーっと、これっす」


「……そうか」


「まぁ、初心者には無難なところですよね」



拳銃一丁に短剣というかナイフ?本当に無難なところだ。持ってて損はしないということ。


こうして午後から始まる修行。まぁ修行なんて大それたものじゃないけど。三人は私を特訓するために雑用メンバーから外されたって大喜びだし。


さてさて、これからどうなることやら。



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あきゅろす。
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