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か〜いなPの小説
響の里帰り
 新年になり、短いが休みを貰った響、響はその休みを使って実家のある沖縄に帰ってきた。


 「おお!沖縄だ――!」


 久しぶりの沖縄だ!うん!東京の空気よりおいしい!海は綺麗だし!


 「キュー!」


 「おー、ハム蔵もやっぱ良いか―!」


 肩の上にいるハム蔵も元気そうに鳴いてる、やっぱり沖縄は良いな!


 「おーい!響―!」


 「あ!兄貴!」


 空港を出てすぐにあるタクシー乗り場に兄貴がいた、少し髭を生やして、オーディションのおっちゃんみたいな顔をしてるけどなんとなくわかった。


 「たーだいま!」


 「おうふ!」


 兄貴に走ってダイビングした、んー…兄貴の臭いだ…でもなんで足をプルプル震えさせているんだろう、久しぶりにあって泣いているのかな?


 「(み、みぞに…た、耐えろ俺…)」


 ※みぞに響の頭が直撃して悶絶中です


 「キュー!」


 「おお、ハム公元気そうだな」


 「キュー!キュー!」


 肩の上にいるハム蔵に兄貴はそう挨拶した、因みにハム公とは兄貴がハム蔵に付けた名前だぞ。
 ハム蔵はこの名前が嫌いみたいで…。


 「キュー!」


 「ぎゃー!」


 怒って兄貴の耳たぶとか、鼻とかに噛みつくんだよなー…でも何も変わっていなくて良いな!


 「兄貴!早く家に帰ろうよ!」


 「あ、ああわかった、荷物はこれだけだな、じゃあ車まで運ぶぞ」


 「うん!」


 自分と兄貴で東京から持ってきた荷物を兄貴の車に運んだ、因みにハム蔵以外の動物は社長の家に置いてきたぞ!
 …勝手に置いてきたけど良いのかなぁ…。


 その頃の社長の家


 「な、なんだこれは!?」


 社長の家は現在富士サファ○パーク状態




 「んー!久しぶりの家だ―!」


 家に帰ってきた、やっぱ海が見えて、畳でごろ寝は気持ちいぞ!


 「響、おかえりなさい」


 「ただいま母さん!」


 横になっていると母さんがニコニコしながらやってきた、前みたいに思い何かを背負った顔はしてないな。


 「テレビで見たわよ、楽しそうに歌っているのとか、事務所のみんなと楽しそうにしているところとか」


 「見てくれたんだ!ありがとう!」


 沖縄で自分が出るテレビは母さんの手紙に必ず書いていた、ちゃんと見てくれたんだ…。


 「ふふ、ちゃんと見てたわよ、手紙もちゃんと読んでいたし」


 母さんが得意げに言う、そしてニヤニヤしている…なんか嫌な予感がするぞ…。


 「あの手紙を書いてくれた…プロデューサーさんはどうしたの?」


 「え?プロデューサー?」


 ああ、そう言えばたまにプロデューサーも書いてもらったな手紙…


 「ええ、あのじゃじゃ馬娘の響が手紙を書くほど信頼してるってことは…もしかして…」


 「そ、そんなことは…」


 うう…母さんはこういう話が大好きだからなぁ…。


 ガラッ


 「話は聞かせてもらった!」


 「兄貴!なんでモリ持ってるの!危ないじゃないか!」


 兄貴がモリを持って部屋から出てきた、顔もなんか怖いぞ。


 「響に悪い虫がついたと聞いてな!ちょっと狩りに行ってくる」


 「ちょ!兄貴!ま…」


 兄貴は自分が止める暇もなく家から出て行った、と言うか警察に捕まるんじゃないかな…。


 「ねえ響!プロデューサーさんは来るの!孫の顔は!?」


 「ああ!母さん落ち着いて―!」


 母さんは母さんで暴走してる!ああ!もう!


 「落ち着いて―!」


 自分は大声をあげて母さんを落ち着かせた。


 実家に言っても忙しいのは変わらない…


 けど自分はそんな沖縄が好きだ。


 自分に何かあったらすぐに何かする兄貴、何か妄想をしちゃう母さん。
 とっても大好きな家族だ、すぐに頬が緩んじゃう。


 「…母さん、妄想はやめて夕ご飯作ろう」


 「そうね!花嫁修業ね!」


 …こんな母さんだけど、やっぱり母さんだ。


 おまけ

 「貴様!うちの!妹に!何をしたあああああ!」


 「うわあああああああああ」


 空港でモリをもって暴れる青年と逃げ回る男の人が目撃されたそうな…








〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜あとがき〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 はい、響ssです、家族のことを妄想したら母親が小鳥さんでした、ごめんなさい。
 ギリギリで書きあげましたがやはり駄目ですね、書く暇がありません、と言うか増やさなきゃ…。
 響のキャラクターは難しいですね、家族ネタは千早並に書けるのですが…やはり…。


響「作者あああああああああ」


か〜いなP「やっぱり怒ってるううううううううううう」


響「家族の話を書くのはわかるけど、なんで母さんがぴよこなんだああああああああああ」


か〜いなP「適人がいないんだからしかたないだろ」


響「あずさとか律子がいるじゃないかあああああああ」


か〜いなP「あずささんの場合は迷子になって捜しに行かなきゃいけないぞ、律子の場合は…色々と」


響「兄貴のキャラも若干…」


か〜いなP「シスコン」


響「え?」


か〜いなP「兄貴はシスコンの相場で決まっているんだ」


響「で、でも兄貴は事務所に行く時反対したし…最後酷いこと言ったし」


か〜いなP「男には素直に言えないときがあるんです」


響「そうなのか…」



か〜いなP「そう言うもの」


響「締めるぞ」


か〜いなP「駄目作者の駄文にお付き合いいただきありがとうございました」


響「次回ssも頑張るそうだから見に来てやってほしいぞ」


か〜いなP「できれば拍手、感想、コメント尾をお願いします」



響「駄目作者のやる気向上のために…お願いするぞ」


響「えっと…また来てほしいぞ!…にーにー…」

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