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か〜いなPの小説
美希と餅
 新年になり、事務所の入口に門松を置いた765プロ
 新年の間は静かだと思うが……。


 「ひーまーなーのー!!」


 残念では静かではないようだ。


 「美希…頼む静かにしてくれ…」


 「ハニー…」


 美希に静かに注意をするのはソファーで横になっているプロデューサー、美希はそんなプロデューサーを心配そうに見つめている。


 「うう…」


 「ハニー…大丈夫?」


 「頭がガンガンする…」


 美希はプロデューサーの額にある濡れタオルを取り、新しいタオルに変えた。


 「新年会で二日酔いになるとは…」


 「どれだけ飲んだの…」


 実はプロデューサー、昨日事務所の下にあるたるき亭にて行われた765プロ新年会に参加し、夜遅くまで飲み明かしたのだ。
 夜遅くまであずさ、小鳥、社長と共に二次会、三次会へと行き、最終的には事務所で飲んでいたらしい。
 美希が事務所を訪れた時、小鳥が顔色を悪くしながら自宅へ帰って行った。
 

 「今日デートするのに急に事務所に来てほしいって…看病して欲しいから…?」


 「…ああ、今日は美希とあずささん以外仕事だし…」


 あずさは朝まで一緒にいたらしいがいつの間にか消えていた、近くの店から「JPY!」と言う叫び声が聞こえたとか。


 「家に帰るのがめんどくさくなって事務所の仮眠室で寝ていたら二日酔い…ハニー…」


 「うう…すまない…買い物に付き合う予定を潰してしまって…」


 美希がプロデューサーをシド目で見る、プロデューサーは申し訳なさそうな声で美希に謝った。


 「もう謝らなくていいの、何か食べ物ないか探してくるね」


 そう言って美希は事務所の給湯室へと姿を消した。


 「…頭が痛いけど寝るかな…」


 プロデューサーは再び目を閉じ、夢の世界へと旅立った。

 
 ガサ…ボト…ガサガサ…


 「何か無いかな〜」


 美希は給湯室の戸棚、冷蔵庫、お菓子の隠し場所等を漁っている。
 床に色々散らかっているがお構いなしである。


 「う〜…食べ物は全部おつまみにされてる…何もないの…お菓子は亜美と真美が全部食べちゃったみたいだし…」


 食べ物は事務所に帰ってきた時に食べられてしまったらしい…恐らく小鳥と社長が食べたのだろう、お菓子は亜美と真美が全て食べてしまったらしい。


 「ん〜…この中に何かあるかなぁ?」


 美希の視線の先には積み上げられた段ボール、社長宛だが美希は関係なく開ける。


 「あー!蟹さんだー!こっちは…カルピス…」


 段ボールの中には蟹缶やカルピスが入っていたが、事務所には蟹缶を開けるものが無かった。


 「…あ!餅なの!」


 段ボールを開けていると、餅を見つけた。
 

 「…これ食べようっと!」


 美希は餅を手に取ると給湯室のトーストの中に餅を入れた。


 「お餅〜お餅〜♪」


 美希は家で奈緒…美希の姉が作ってくれた餅を食べて餅が気にいったようだ。
 美希は餅を焼いている間、醤油と海苔とお皿を置いた。


 「お餅〜お餅〜♪」


 美希はトーストの前で餅が膨れるのをジーッと見ていた、美希に犬の尻尾と耳が憑いているように見える。


 数分後、おいしそうな餅ができた。
 美希はそれを醤油で味付けをし、海苔を巻いた。


 「この食べ方が1番なの〜♪」


 美希は嬉しそうな笑顔でお餅を頬張る、その顔は可愛い女の子の顔である。


 「なの〜♪」


 今日も765プロは平和である。


 「…うう……」


 765プロ社長室…そこで高木社長は二日酔いの苦しさを味わっていた…。
 助けを呼ぼうにも、プロデューサーはダウンしており、小鳥も同様。
 あずさには連絡がつかない、美希はプロデューサーにあって電源を切ったらしい。


 「だ、誰か…水を…」


 社長に幸あれ…



 「……」


 





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜あとがき〜〜〜〜〜〜〜〜
 はい、美希ss、後半苦しみました、というか書いてて美希が餅が膨れるのを見ているのを見て萌えました。
 ノルマは後2つ、雪歩、響です、なぜか響のssだけ書きにくい、不思議です。


美希「やっと出番なの」


か〜いなP「ははは…」


美希「…というか駄文だね、響のほうは難しいって…」


か〜いなP「響のほうは2でキャラを知ったからな、SPのほうは敵キャラという印象しかもっていなかったからなぁ」


美希「…じゃあ美希も?」


か〜いなP「ああ、だが箱をやったから問題ない、キャラも把握してある」


美希「雪歩は…ああ、大丈夫だね…」


か〜いなP「問題ない」


美希「なら早く書くの…」


か〜いなP「分かってる…だけど…ゲームが…」


美希「雪歩に頼んでスコップで破壊してもらうの♪」


か〜いなP「やめてえええええええええええ」


美希「締めるの〜」


か〜いなP「駄目作者の駄文にお付き合いしていただきありがとうございました」


美希「次回ssも頑張るみたいだから見に来てほしいの」


か〜いなP「できれば拍手、感想、コメントをお願いします」


美希「作者のやる気向上のためにお願いしますなの」


美希「また見に来てね…ハニー♪待ってるの…」

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あきゅろす。
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