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綾取
オレの命は…


――俺の命はあとどれくらいだろう

せめて兄さんが三代目を
襲名するまでは死にたくない…

それと…………まぁこっちはいいか…

神よ、お願いします
もう少しだけ俺を生かしてください―――――

『…ん……朝…か』

目を開けると、いつも通りの毎日がやってくる

しかし俺にはそれが幸せ
だということが身に染みて解る



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