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イケメン♂パラダイス
VS大野城高校!
島「大丈夫ですか監督??」






安東「ちと呑みすぎたようだ…。まぁ今日には支障ないから大丈夫だ!心配するな。」







英二「今日は準決勝か…。相手は…っと…大野城高校?ん?強かったっけか?」





掛布「お前、小笠原杯に出場してた大御陵野中って覚えてるか?」








英二「あ、あぁ。確か…体格いいのが二人くらい居たとこだろ?それがどうしたんだ?」









掛布「その二人が今年大野城高校に入学してるんだよ。そっこースタメンで四番五番打ってるらしい。」







英二「だからここまで勝ち上がってこれたってわけか!あの二人がねぇ…。どう成長してるのか楽しみだぜ」








―大野城サイド



監督「…以上が今日のスタメンだ。張り切っていこう!特に二人には期待しとるぞ!」





淵・八木「はいっ!!」






馬田(元レギュラー・現三年)
「おーおー威勢のいいこと!張り切りすぎてバットまで飛ばさないようになぁ!!!ハッハー!!!」



鹿野(元レギュラー・現三年)
「全くだぜ!!ハッハー!!!」






淵「くっ…」





八木「落ち着けフッチー。一生懸命やればいつかきっとわかってくれるさ。」






淵「あ…あぁ。(いつかきっとって…そんな悠長な…)」











波乱が起きることはなく、試合は一方的なものとなった。




英二「ん〜…しっかししょっぺぇ試合だなぁ。よくこれで準決勝まで勝ってこれたもんだ。」






掛布「正直言ってちょっとガッカリだな…。何よりあのバッテリーのギクシャクさが半端ねぇ。守備も守備でエラーは五回までで10個。いくらなんでも粗すぎるぜ!」







島「仮にも準決勝まで勝ち上がってきたチームだ。油断だけはするなよ。」





五回裏、本学の攻撃。

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