イケメン♂パラダイス
俺に出来ること
小野田「匠、守、球児お前らちょっとこっち来てくれ。」
番斗「どうした小野田?」
小野田「いや…俺たちさ、武器ってものがないだろ?」
砂土「お言葉ですが、俺はサードの守備に関しては誰にも負けないぜ。」
番斗「俺も。バントの精巧さなら誰にも負けない。特徴ないって言ったら球児とまこっちゃんくらいだぜ。」
御法川「なかなかはっきり言うよなお前。まぁ確かにその通りなんだかな。」
小野田「ふむ…どうしたらいいか…。」
砂土「そうだな…コンバートしてみたらどうだ?」
『コンバート?!』
砂土「うん。例えば外野に行くだとか、もっと言えばピッチャーに転向するだとか。とにかく自分にしか出来ない何かを見つけることだな…」
御法川「俺にしか出来ない何か……」
番斗「そういえば球児って中学んときはピッチャーだったんだろ?」
御法川「まぁそうだけど、本学はピッチャー豊富だからな。かといって他のポジションもダメだし…いっちょピッチャーやってみるかな。」
小野田「球児はピッチャーに挑戦か…。俺は…」
砂土「お前は早漏だからとりあえず盗塁とかはどうだ?」
小野田「それいいな!ほしたら走塁練習に励むとするか!」
こうして、二人は武器取得に向けて走り出した。
[次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!