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イケメン♂パラダイス
突然の別れ

楓がマネージャーになって一週間が経ったある日。







島「おい小野田、神奈はどうした?」







小野田「いや…ちょっとわかんないですね。風邪かなんかで休みじゃないんすか?」








島「連絡が来てないんだ。あいつは休む時はちゃんと連絡をよこすし、まぁそもそも滅多なことじゃ休まない奴だから心配だな…事故に遭ってなきゃいいんだが…」








みんなが神奈の行方について右往左往している中、掛布が重い口を開いた。










掛布「みんな…実は…神奈から手紙を渡されたんだ。読んでみてくれ。」







掛布がユニホームのポケットから一通の封筒を取り出した。

その手紙にはこうかかれてあった。






―親愛なる本学野球部みんなへ


この手紙が読まれている頃には僕はきっともう鹿児島にいることでしょう。

みんなには言ってなかったんだけど、僕は今年の春から親の都合で鹿児島の牙茶品学院に転校することになったんだ。


島さん始め野球部のみんな、心配かけて本当にごめんなさい。

僕は牙茶学に行っても野球はやります。
でも転校すると規則によって一年間は公式戦に出られないらしいです。

だから本学と戦うのは練習試合か、来年の孔子園だね!


今年の孔子園は出られないけど、本学の活躍を祈ってます。


じゃあ、また会う日まで。




   神奈 月男





――――――







英二「うっ…嘘だろ…つっきー…」





豪「なんでだよつっきー…あんなに遊んだ仲じゃねぇか!!!!みずくせぇよ!!!!!くそっ!!くっ…」






掛布「おい、一番辛いのは神奈だろ…?おれたちは一生懸命練習して、孔子園予選突破して…クッ…」





一番冷静であった掛布までもが目から大粒の涙を流していた。






島「掛布もういい、喋るな。掛布の言う通り、俺たちが活躍することが神奈の願いなんだ。みんな…こっから頑張ろうな…」









つっきー、フォーエバー。

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あきゅろす。
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