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イケメン♂パラダイス
死角無し
〜投球練習中〜

シュッ


ヒュイーーン


バシィッ!!!!


「英ちゃんマジ球走ってるぜ!全然衰えてない!」


「イイ感じだ……よし、じゃあ早く打席に入れ」


「ガハハハハ!エイジノボールトーテモハヤイ!!カモン!!」


ジェフが打席に入った。


構えはパワプロで言うとクラウチング4ってところか。


掛布サインをだす


(まずはインコースギリギリにストレート)


英二頷く


大きく振りかぶった

シュッ


ノビのあるストレートがミットめがけて放たれた

ジェフこれを強引に引っ張った


カッキーン!!


「何っ!?」


打球はグングン伸びる。


『ファール!』



「オーゥ!!」



飛距離は130はあった


(初球から来るか。スイングスピードも速いしムダがない。しかもあそこまでとばすかよ……)


次はアウトコースギリギリ外れる所に投げた。

しかしジェフは手を出さなかった。


(選球眼もイイのか………)


「エイジ!ボールハノーカウントデショ!?」


「わかってるよ!」

うっせぇな…黙っとけ。


次はアウトコースギリギリに入る所にカーブを投げた


ジェフはタイミングを合わせ、逆らわないバッティングで流し打ちした。


ライト線ギリギリファールだった。


「オーゥ!ジーザス!」



(なんてバットコントロールだ……)



しかしジェフを追い込んだことには変わりない。あと一球打ち取ればいい。



次はインコースギリギリに見せ球のストレートを投げた。


「ガハハハハ!ボールボール!」


(次で決める!)

掛布はチェンジアップのサインをだした。


英二は頷く。


掛布は本当はアウトコースのスライダーを投げさせる予定だったが、ジェフの頭にも外角の落ちるボールは意識されてるはず。

裏の裏をかいてチェンジアップのサインをだした。

(緩急もつくしこれで打ち取れるはずだ)


掛布はインコース低めに構えた。


英二振りかぶった


シュッ


(しまった!ボールが高い!)

ジェフこれを振り抜く




─カッキーン

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