イケメン♂パラダイス
見えない敵
フォーメーションは以下の図(1)の通りだ。
図(1)
[A]―池―[B]
│
[C]
イケマモはこのフォーメーションを保ちながら池上をディフェンスしていった。
掛布のトランシーバーが鳴った。
島「ピー…本部の島だ。そちらの様子はどうだ?」
掛布「はい、順調に……ん?どうした?!」
島「ん?順調に…なんだ?」
掛布「……し、島本部長!C班が全滅しました!!!!C班全員行方不明です!!!!」
島「なに?!…やむをえん…一旦進行を中止して壁を背に、一ノ倉さんからの指示を待て!!!!」
ピー…ガッ
掛布「くそ!!やられた!!」
豪「烈兄貴…どこいっちまったんだ…くそ!!!!なんなんだ…ストーカー女ども!隠れてねぇで出てこい!!アァニィキィイ!!!!!!!!」
英二「落ち着け!掛布!!!隊長のお前が冷静さを失ってどうする!!豪もだ!!烈は絶対見つかる!いや見つけてみせる!!流れは自分らで持ってくるもんだろがよ!」
イケマモは一瞬バラバラになりかけたが、英二のリーダーシップ溢れる言葉によってチームワークを取り戻した。
英二「しかし…いつの間にC班はやられたんだ…。音なんか何もしなかったぞ…」
ここで最近出番の少ないジェフが口を開いた。
ジェフ「ン~ドウデショウ~??ガハハハ!!!!」
ピーガッガガッ
英二はトランシーバーを手にとった。
英二「はい、こちらA班隊長板東です」
一ノ倉「板東か、一ノ倉だ。C班以外は無事か??」
英二「はい、何とか。では…これからの指示を。」
一ノ倉「うむ…C班の捜索に関しては…バスケ部の辻を中心とした特別捜索隊に一任した。AB班はそのまま池上をディフェンスしていってくれ。フォーメーションは君に一任する。ではグッドラックだ!」
ピーガッガガッ
英二「よし…行くぞ!!!!」
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