イケメン♂パラダイス
嵐の前の静けさ
下校時間が近づくにつれて緊張感が高まる。
部活中私語をする者は誰一人としていなかった。
―キーンコーンカーンコーン
ザッ
イケマモは三列に分かれる。
一ノ倉「敬礼!なおれ!やすめぇええ!!」
一ノ倉も相当な意気込みのようだ。
島「え〜…ディフェンスリーダー、一ノ倉より挨拶があります。やすめぇえ!!!!気をつけ!礼!!!」
一ノ倉「相手は池上から、我々イケマモを引き剥がそうと様々な罠-トラップ-を仕掛けてくるだろう。生半可な気持ちでは池上をディフェンスすることはできない。気を引き締めていけ!!ではA班隊長・板東、B班隊長・掛布、C班隊長・星馬烈!前に出ろ!」
英二・掛布・烈『はいっ!!』
一ノ倉「おまえらにはこの秘伝の書“ディフェンス・オブ・すっぽん”を授ける。いざという時が来たら開け。」
島「これで決起集会を終わる!やすめぇええ!!!!気をつけ!礼!!!!!」
長い長い夜が始まろうとしていた…
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