イケメン♂パラダイス
仲間との再会
乗る前にちらっと見えた。スローガンなのだろうか。トラックにはこう書かれてあった。
“全国どこでも熱い気持ちでお届けします。〜諦めたらそこで試合終了だよ〜”
そんなこんなで学校に着いた。
土曜日なんで野球部が練習をしていた。
かつて俺がお世話になった野球部だ。
無理言ってグラウンドを貸してもらった。
「英ちゃん!!野球部に戻ってきたの?!」
「そんなんじゃねぇ」
「英ちゃんが抜けてから試合に勝ってないんだよ!夏の大会は英ちゃんがいたからベスト4まで勝ち残れたんだよ?!」
やめてくれ…モテたいという不純な理由でみんなを裏切った俺にそんな優しくすんなよ…グスッ…いっけね…目から(ry
「わりぃな…。あっ!おい掛布!!俺の球を受けてくれ。今からある外人と勝負するんだ」
「え…英二?!わ、分かった。しょうがねぇな、特別だぞ!」
掛布は同い年で夏までバッテリーを組んでいた。
中学から有名なスラッガーで肩も強いし、リードも巨人の阿部の一億倍くらい上手い。
コイツにはマジ迷惑かけた。内心怒ってるはずだ。
「いきなりわりぃな。」
「気にすんな。いつものことだろ。」
「怒ってないのか?」
「最初は殺してやりたかったが、時間が経つにつれてそんな気持ち無くなっていったよ。それよりも理由はどうあれお前の球をまた受けれることにワクワクしてるよ。」
ちょww最初めちゃくちゃキレてたんだなw
「掛布………」
「サインは前のでいくぞ」
「あぁ」
心強い仲間との再開を果たし、ついにジェフとの戦いが始まる。
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