イケメン♂パラダイス
青い目の熟女ハンター
その日の夜、俺はじいちゃんの夢を見た。
じいちゃんは若いころから
「歩く暴走機関車」
と呼ばれブイブイいわせてたらしい。
その目つきといったらハンパじゃねぇ。
「今までに何人殺りましたか?」と聞きたいくらいだ。
そんなじいちゃんは鋭い目つきでこう言った
「英二…男にはやらねばならん時があるんだ。昼はピッチャー、夜はバッターとして頑張れ。お前にゃ期待しとる。」
軽く下ネタを交えて満足そうにじいちゃんは消えていった。
そして夜が明けた…
何やら下が騒がしい。
うるせーな…朝から何やってんだよ…
眠たい目をこすりながら一階へと降りると、玄関には楽しそうに喋るオカンと…ん…誰だ?!!!!
眠気は一気に覚めた。
なんとそこにはいかにも熟女好きそうな外国人が立っていたのだ。
「ガハハハ!!!!オクサンオモシロイデース!!!!ガバガバデンナ!!!」
「あらちょっといやぁねぇ〜!ジェフくんったらぁ(はあと」
オカン、まんざらでもない様子。
ガバガバ…?!
ちょっと待て!オカンに向かって何いってんだ!!!!
思わず声に出してしまった。
「あら英二。起きてたの。こちらバスケットマン運送のジェフくんよ。お父さんのバスケット道具をいつも届けてくれているのよ。」
俺のオトンは昔日本代表のバスケット選手だった。今でも趣味で続けている。
「んなこたぁ関係ねぇよ!!てめぇふざけんなよコラ!!!!」
「ハッハー!!!!オクサンノアソコガバガバヤデー!!!!」
こん…の外人wwやってくれんなwww
「オカンもこんな奴家に入れんなよ!!!!担当かわってもらえよ!!」
「オーゥ!!ソレハコマリマース!!!!シゴトヘリマース!!!!」
「そうよ英二!軽々しくそんなこと言うんじゃありません!!」
取り込まれてんなぁ……ここは一つ。
「じゃあ、俺と野球で勝負して俺が勝ったらこの家の配達担当替われ!!!!」
「フッ…ワカリマシタ。ソノショウブウケテタチマース!チカクノコウコウデイマカラショウブシマショウ!!!!」
そう言ったジェフの目は、明らかにさっきの変態丸出しの目とはうってかわって真剣そのものだ。
こりゃ用心してかからんといかんな。
俺とジェフはバスケットマン運送のトラックに揺られながら、本学へと向かった。
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