琉眞の小説
朝焼け
朝 訪れる微睡み
今日は日曜だからもう少し、と布団を肩までかけなおす
ふ、と感じる温もりに薄目を開けばそこには、安心感があった
「――――クス」
と笑みを浮かべれば
「何笑ってんだ」
と、安心感が眠りから覚め、問いかけてきた
何でもないよと答えればそうか、と言った
休日は二人でいられる大切な時間
特に何をするわけでもなく共に眠る
お互いの体温を確かめ会う合う様に、抱き締め合いながら
こんな日が続けばいいなと思う―――朝焼けの時
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