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銀魂乱舞
6.夕食
食堂に行く道で凄く鼻を刺激するような匂いがしてきた。すると腹部?らへんに異変を感じる。なんだかいい気分ではない



「よお、そんなとこで突っ立ってどうした?」


後ろを振り返れば手をひらひらしながら歩いてくる審神者という人


「…なんか、ここらへんが…すごく変…」

腹部をさすると審神者は一旦置いてから吹き出した。なんだなんだ、と周りに野次馬ができる



「なんで笑うんだっ!」

「ひっひぃ…っ!はっはっ!だってオメェっ、そりゃあ…ははっ!」


笑いながら食堂の中へ背中を押される。いやいや、答えを求めているんですがァ!?



「ふぅ……とりあえず座れや」


笑い終わったが周りの視線は自分に向くばかり。こういうの慣れてないしここに来てから何度も見られる気がする(審神者絡み)


「主!大丈夫ですか!?」

「ああ、長谷部…。こんなに笑ったのはお前が来て以来だな」

「は…はい?」


「ああ、主命にツボったっていう話でしょ?」

そこで横から現れたのは燭台切。ニコニコ笑いながら前に皿を並べた



「そ、それは随分前の話では…」

「いんや、あれは面白かった!あまりに俺の言うこと聞くもんだから試しに女装してみてくれ、と言ったら本気な顔で受け答えるもんだから焦った。流石に止めたがな」

「え、そういう人なんですか」

「オイ、それはどういう人だって言ってるんだ」

「まあまあ、皆のお腹が鳴る頃だ。そろそろ食べよう」



すると次は紫色の髪の人が鍋とお玉を持って来た


「お!今日は肉じゃがか!」

「今日は短刀くん達が一杯じゃが芋採ってきてくれたからね」

「あ、歌仙。耶子には大盛りにしてやってくれ。初めての食事だ」

「…残る程度で盛らせてもらうよ」


そう言うと1玉で既に山盛りの肉じゃがが自分の前の皿に盛られた。そこからは湯気と何とも言えないいい匂い


「主。準備は出来たぜよ!」


「おう!それじゃあ手を合わせて」


審神者の一声で皆が手を合わせるものだからそれにつられて自分も手を合わせた



「「いただきまぁす!!」」

「…い、いただき、ます…」

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