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銀魂乱舞
3.戸惑う
「じゃあそろそろ会議終るか」
「ちょ、待って」



先程から審神者の隣に座っていた1人の女性が声をかければ一斉にして目線がそちらに向く

「…お、おー、こわ…」


「どうした?」


審神者の問いかけに一旦置いてから話し始めた


「あの、私なんでここに来たかわからない。なんで私人間の体持ってるの?天人になった??」

「あまんと?だかなんだかよくわからないが、お前、体をもつの初めてか?」

「なんですかそれ、隠語?」

「なんだ。初めてか。てっきり今まで普通にしてたから今の状況把握しているのかと思った」

「話に入る隙間がなかったんですが」



最後の言葉を言い終わると突然審神者の目の前に小さい煙が上がった
次はなんだ、と彼女が身構えるとその煙の中から小さい狐が現れた


「こんのすけではないか。呼ばずに出てくるなんて珍しいな」


「…やはりここにいましたか」

狐は彼女の方を見ながらそう呟いた


「ほんとに天人が出た」

耶子はこんのすけを見ていつものことか、と身構えるのをやめた



「この方を審神者殿、貴方は受け入れましたか?」

「あ?ああ、たった今そのことで話が終わったばかりだ」

「そうですか…。受け入れたのですね…」

体よりも少しばかり大きい頭を項垂れるこんのすけ



「その木刀はこの世のものではありません」

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あきゅろす。
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