書物 質問するけど、答えないで 三木→文→? ねえ、なんでそんなに優しいんですか なんでいつも私を笑顔にしてくれるんですか なんで私を褒めてくれるんですか なんで私の欲しい言葉がわかるんですか なんでいつも包み込んでくれるんですか なんで、なんで なんで、あなたはあの人が好きなんですか なんで私じゃないんですか なんで私にしないんですか なんで私の気持ちを知っているのに知らないふりをするんですか なんで私の気持ちを知らなかったんですか なんで、ねえ先輩、なんで、なんで、 答えないで、と言われた質問に答える術は見つからない。 (だって俺に降り注ぐ涙は触れちゃいけないものだろうから) なんで俺はあなたが好きなの それこそ俺が答えることの出来ない、答えを知るはずもない質問だった fin ________________ 三木→文→食満。だけど文次郎は無意識に食満が好き。 そして無意識に三木の気持ちを悟ってた、が無意識だからどうしようもしない。三木悶々 三木が報われない話かな [*前へ] |