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Act.7



「…俺もだ…
お前を知れば知るほど好きになる。
記憶が無くなろうが何だろうが、きっと俺らは惹かれ合う…」
(こんなに愛せる存在は他にいる訳がねぇ)
獄寺が熱を込めて囁くと、綱吉の内が反応する。

「…綱吉は俺の事好き過ぎて声にも感じるんだな」
クスリと笑って言うと、二本目の指を突き入れて中を刺激する。

「あ、あっ…
やぁっ…言わないで…恥ずかしい///」
身悶える様に綱吉の身体が躍る。

「何でだ?
可愛いじゃねーか、俺の全てに感じてくれんだろ?
俺以外にゃ見せらんねーけどな。
こんな淫らなお前」
(他に知られたら食われちまう…)
揶揄する様に言いながらも大切そうに抱き込む。

「はぁっ…
獄寺くんだけ…
君しか嫌…」
フルリと震えて縋る様に腕を廻す。

「安心しろ。
誰にも触れさせねーよ。
これからはお前は俺が守る」
未だに酷い痣の残る脇腹をスルリと撫でる。

「んっ…」
まだ痛みが有るのか、綱吉が息を詰める。

「痛むのか?」
(この痣付けた連中…
必ず果たす!
あの雲雀とかって奴の話じゃコイツにいかがわしい事までしようとしてたらしいしな)
獄寺の眉間に深い皺がよる。

「もう大丈夫だよ、心配しないで?」
綱吉はニコリと笑って獄寺の眉間にそっと触れる。

「……」
スッと身を屈めると痣にキスを落とす獄寺。

「早く直ると良いな、お前にこんな傷似合わねぇ」
(綺麗な肌だから余計痛々しく見える…
二度と…傷付けさせたくない)
このフワリとした気配を持つ優しい少年には、荒事は似合わないと思ったのだ。

「うん…」
(やっぱり獄寺くんは俺に凄く優しい…)
記憶が抜けても変わらぬ優しさと愛情に、綱吉は満たされた気持ちになる。

綱吉の熱の籠った眼差しに獄寺は息を飲む。
(綺麗だ……)
光を放つ様な不思議な瞳に魅入られ、ズクリと疼く自身が解放を訴える。

(ヤベぇ…瞳に煽られてイきそうだ…)
獄寺は綱吉の後ろを慣らす為の行動を再開する。

「は…ぁ…あぁっ…」
性急さを増した指の動きに綱吉は喘ぎながら翻弄される。

そして獄寺の指が何かを掠める。
「ひゃあぁっっ!!」
嬌声と共に綱吉が大きく跳ねた。

「っっ!!」
(良い所に当ったらしいな…此処か)
獄寺はそこを重点的に攻めながら指を増やす。

「あぁっ!
そこダメッ!!
おかしくなっちゃう…」
あまりの大きな快感に綱吉は涙を流して訴える。

「おかしくなっちまえ…
俺もお前に狂うからよ」
充分にほぐされた秘部に獄寺は凄味のある笑みを見せ、指を引き抜いた。

「はあぁんっ!!」
それすらも感じて背を反らす綱吉に、獄寺は己の熱をあてがう。

「俺に狂わせてやるよ…」
耳を食む様につげながら猛った楔を打ち込んだ。

「あぁあ"ぁっっ!!」
綱吉は身を裂く様な激痛を感じながらも二度目の精を放った。







 


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あきゅろす。
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