緑龍は赤い鈴を鳴らす
100人友達出来るより心を許し合いお互い助け合う親友が良いね
まだ続けるつもりか!!!!
もう緑龍篇で終わりにしろよ作者!!
俺は久々に江戸の歌舞伎町へと足を踏み入れ、銀時が居る万事屋へと向かった。
龍「何処だよ…」
俺は地図を見ながら歩くが地図は墨で真っ黒になっている。
俺は墨で真っ黒になった紙を地面に叩き付けた。
龍「墨で全部真っ黒で見えないよォオオオ!!!!何で真っ黒何だよそもそも!!!!」
子供「お母さ〜ん。あの人真っ黒い紙を踏んでるよ〜」
母「見ちゃいけません!!あれは最近の流行りの黒魔術よ!最近の人は怖いわね〜」
子持ちの女が俺の横へと通り過ぎたが子持ちの女の額には悪魔と契約した印が付いていた。
お前に言われたくわないわァアアアア!!!!あの女、悪魔と契約してるよ!!!!旦那に飽きたから黒魔術でやっちゃった感じか!?それとも浮気!?
しょうがない…誰かに道を聞くか…。
俺は適当に通りすがりの女に道を聞いてみた。
龍「あの、済みません。万事屋って何処にあるか知ってますか?」
?「あら。丁度そこに向かう所よ一緒に行きます?」
女はにこりと上品に笑う。
龍「いいんですか?」
?「えぇ。じゃあさっそく行きましょう」
俺は女を頼りに付いて行った。
それにしてもこの人綺麗だなぁ…と俺は思った。
俺は今までは勉強ばかりしていて本格的な恋愛はしたこと無いのだ。
ただ、女に興味が無かったのも一理あった。
?「お妙さ〜ん。その隣に居る男は彼氏かい?」
通り掛かった男の人が女を引き留めた。
女はにこりと受け流した。
妙「そんな訳ないじゃないですか…えと急いでるので」
女は顔を真っ赤にし俺の着流しの裾を掴みながらささっと早足で歩く。
妙「此処が…よ、万事屋です」
上を見上げると確かに看板には万事屋銀ちゃんと書いてあった。
俺は女と共に二階へと階段を上がった。
女はインターホンを深く押した。
ピンポーン…。
龍「居ないのか?」
女はまたインターホンを押す。
ピーンポーン…。
龍「留守ですね…」
ピンポーン…。
何回押してんだこの女。
ピンポーン……ピンポー…ンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン!!!!
妙「出て来いよゴラァ!!!!いんの分かってんだよォオオオ!!!!」
な…何だこの女ぁあああああああ!!!!!!!!扉がガラガラと思いっ切り開き、銀時が出て来た。
銀時「ピンポーンピンポーンうっせェよォオオオ!!!!ピンポーン詐欺ですかコノヤロー!!!!」
妙「いんのにテメーが出て来ねェからいけないんだろォオオオがぁ!!!!」
銀時「お、お妙かァ〜、な、何の用なんだ〜?」
銀時の額や背中から冷や汗をかく。
お妙という名の女はにっこりと笑い出し銀時と神楽の為にお昼ご飯を作るらしい。
妙「えと、あなたも食べます?私の卵焼き?」
銀時(殺されっぞォオオオダークマターだぞォオオオ!!!!食わない方がいいぞぉぉぉ!!!!)
何やら銀時の声が頭から聞こえてきたが無視して俺は笑顔で頷いた。
銀時(無視すんじゃねぇえええ!!!!散々人の心読んでただろぉおおおがァアアアア!!!!)
耳がぁあああああああ…!!!!
耳掃除するの忘れてた…帰ったら耳掃除しなきゃな。
銀時(紛らわしい事すんじゃねぇえええよ!!俺の声でおめェの耳イカれちまったかと思えば耳掃除を忘れただけかァアアアア!!)
俺は銀時が住んでいるという万事屋に上がらせて貰う事に。
ソファーに座り、お妙の卵焼きを待つ事に。
神楽(姉御の卵焼きマズいあるヨ…)
銀時(視力低下するし、記憶喪失起こすからな…ぱっつぁんが眼鏡掛けてる理由が分かるぜ…)
そんなに不味いのか?今、思ったんだがみんな心読めるんだな…。
神楽(マズいヨマズいヨ!!)
そんな事を言っている間にお妙がお皿を持ってきた。
神楽・銀時(来たァアアアアアアアダークマター!!!!!!!!)
机の上にお皿が置かれた…。
いや…焦げ?ナニコラ珍○○じゃないよな?違うよな?卵焼きじゃないよコレ!!!!
銀時はだから言ったじゃねーかという目で見てきた。
妙「自慢料理のお妙の特製卵焼きですよ。お口に合うか分かりませんが…」
銀時(もじもじして顔真っ赤にすんじゃねーよォオ!!新婚ほやほやの嫁さんかテメーはァアア!!!!)
神楽が顔を真っ青にし厠へと向かって行くがお妙は笑顔で神楽を引き止めた。
妙「神楽ちゃん。何処に行くんですか?」
神楽「いや、あの〜お茶を持ってこようと思ってた所ネ」
妙「お茶なら私が持って来ます。待ってて下さい」
と、お妙が台所に向かう途中に銀時と神楽は皿の上に乗っている卵焼きをベランダから放り投げた。
お、お前らァアアアアアアア!!!!何やってんだよォオオオ!!妙「あら〜。銀さんと神楽ちゃんはもう食べたんですか?」
お茶を持って戻って来たよォオオオ!!
銀時「あ?う〜ん。美味かったぜ」
神楽「さすが姉御ネ!!美味しかったあるヨ!!」
神楽と銀時は俺の顔を見てドヤ顔で見てきた。
ドヤ顔止めろぉぉぉ!!!!ドヤ顔は沖田と高杉で十分だからァアアアア!!
妙「龍男さん口に合わなかったのかしら?」
心配した顔で俺の顔を覗き込んできた。
龍「いやいや!!!!」
一か八かだァアアアア!!!!見た目とか味がそうでも愛があればァアアアア!!!!
俺はパクッと卵焼きらしいものを口の中に放り込んだ。
…まっずぅううううううう!!!!!!!!
銀時「な?うめぇだろよ〜」
………。
龍「俺、誰だ?」
銀時・神楽「マジで記憶喪失なっちゃったよォオオオォオオオ!!!!」
妙「本当に記憶喪失になっちゃったんですか!?」
お妙は雲井の頭を何回も叩いた。
銀時「ちょ!!!!叩き過ぎだろぉおおお頭から血出てるよォオオオ!!!!記憶喪失の前に死んじまうってぇえ!!」
龍「うっ…お前等誰だぁ?」
雲井は腰にある刀を抜き、銀時達に向けた。
神楽「おーい!!雑草頭!!私達を忘れたあるか!?思い出せあるヨぉおおお!!!!」
神楽は雲井を持ち上げベランダから放り投げた。
銀時「神楽ちゃ〜ん!!!!何やってんのォオオオ!!!!」
神楽「間違えて投げちゃった…てへぺろ」
銀時「間違えて投げちゃったじゃねーよォ!!!!てへぺろって何処で覚えたんだテメー!!!!」
妙「そんな事言ってる間があんならさっさと探せゴラァ!!!!」
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