[通常モード] [URL送信]

short story
曲がらない道(シカマル夢)






足元にクナイが突き刺さっていた。

「やっと追い付いた・・・・憂」
























「木ノ葉に帰るぞ。」

「私はスパイをしていた木ノ葉の裏切り者だぞ。
木ノ葉はそんな奴も受け入れるのか?笑わせるな。」


憂の言葉が胸を刺す。
自嘲気味に笑う彼女が、遠い


「お前がスパイなんてありえねぇ。」

「何を根拠にそんなことが言える?」

「憂はそんな奴じゃねぇ。」

「シカマルらしい答えじゃないな。」

「愛する人を信じる。アスマからの教えだ。」

「………師からの教えか。だがな、そんな甘い考えじゃ忍は弱くなるばかりだ。弱い忍は―――いらない。」






(影分身の術!)

いつの間にかこんなに遠くなっていた

そして、また離れていこうとしている

(影縫いの術!!!!)

オレらが信じた憂
里からの愛を感じてたよな
幸せそうな笑顔

オレへの愛の言葉




全てが嘘だったのか?




















同じ未来を歩むことは出来ないのか?







[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!