小さな事に幸せを感じ、無邪気に笑うヒナギク。


他よりも自分が一番目立とうと、それぞれが気取る花達。




一体、どちらが幸せなのか。




だけどミツは、どちらでもいいか、と考え始める。


人の幸せは、人それぞれなのだから。

自分は自分の幸せを大切にしよう。







チャイムが鳴って、先生が教室に入ってくる。


ミツは本にしおりを挟み、机の中にソッと仕舞った。





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あきゅろす。
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