真心文庫
光のち無、時たま作者(アイリア&ミレニアム&?)
アイリア「・・・我らはなぜここに呼ばれたのだ?」
ミレニアム「さあな。どうせ作者の気まぐれであろう?」
魔女のお茶会って、何だか楽しそうですからね^^
ミレニアム「作者、そなたはどこでどうやって話をしている?」
私は作者です。どこからでもどうやっても話せますよーb
アイリア「そんなことはさておき、我らに何をしろと?」
千年も眠っていたのだから、久しぶりに姉妹でお話しているのも楽しいのでは?という作者の配慮でございます。
ミレニアム「なるほどな。つまり、話をしていればいいのだな。」
そういうことかな。
アイリア「そうだな・・・千年もの間、会わなかったのだからな・・・」
ミレニアム「ああ・・・長い年月が過ぎ去ったものだ・・・」
でわでわ、私はお邪魔にならないよう、失礼します。
ミレニアム「消えたな」
アイリア「そのようだ」
ミレニアム「アイリア、訊きたいことがある。」
アイリア「あなたからとは珍しいな、ミレニアム卿」
ミレニアム「その言い方はやめてくれ。妾が訊きたいのは羽月のことだ。」
アイリア「羽月がどうかしたか?」
ミレニアム「羽月は今、どうしている?」
アイリア「今は我の中で安らかだ。」
ミレニアム「それなら良いのだ。」
アイリア「いきなり何だ?」
ミレニアム「フフフッ。少女が時に羽月のことを恋しがるのでな。会ったこともない姉を恋しがるのだ。」
アイリア「そうか。羽月も目を離せば陽月の元へ勝手に行こうとして困っている。」
ミレニアム「ハッハッハ。本当に愉快な姉妹たちだ。妾たちでは手に負えないとは・・・おもしろい。」
アイリア「会ったことはないが心のどこかでは繋がっている。いい姉妹ではないか。」
ミレニアム「ところで妾は気に入らないことがあるぞ」
アイリア「何がだ?」
ミレニアム「羽月はまあ、良いとしよう。絆も大切な者だ、陽月の初めての友としてな。
だが・・・妾がどんなに陽月を愛しいと想っても陽月は妾を一瞬どこかで見えるか感じる程度で
気づいてはもらえない。」
アイリア「あなたも気にするのだな。」
ミレニアム「妾は人を愛し、赦されるのであれば愛されるよう言われた。だが、妾は愛されない。愛することしか出来ない。それが少し・・・寂しくてな」
アイリア「・・・あなたはそのように思うのか。」
ミレニアム「どういう意味だ?」
アイリア「誰かを愛し続ければ必ず愛は返ってくる。
いつになるか分からないが必ずだ。
それにあなたはちゃんと愛されているではないか。
陽月に、我に、お父様に・・・。」
ミレニアム「・・・。」
アイリア「これだけ愛されているのに愛されていないと言うのは贅沢というものだ。
あなたは人に愛を与え、願いを叶えるのが役目。
あなたがしていることは間違っていない。
人を祝福すればあなたには本当の命が与えられる。
初めてそこで生が与えられるのを覚えているであろう?」
ミレニアム「・・・フッ。そうであったな。妾は人を祝福するのが役目。どうやら一時の気の迷いというのか、馬鹿なことを思っていたようだ。アイリア、そなたも姉らしいことを言うのだな。」
アイリア「我はあなたの姉だ。当たり前である。」
ミレニアム「そなたが姉だと、厄介なこともあるがな。」
アイリア「どういう意味だ?」
ミレニアム「昔もそうであったであろう。妾が力を使えばそなたは妾を叱る。妾の自由にはさせてくれない。」
アイリア「それはあなたの力が強力であるがゆえに他への影響が強いからだ。ポケモンたちは何度あなたの魔法でどこかへ飛ばされたか。」
ミレニアム「妾がまだ未熟であったからであろう。」
アイリア「愉快なのは良いが制御をする」
ミレニアム「・・・フッハハハハ。昔と変わらんな。」
おっと、2人さん、そろそろ切り上げますよー
アイリア「いきなりであるな、作者」
私はいきなり出るのが若干楽しいと感じるのですb
ミレニアム「全く・・・作者がこうでは妾たちもこうなるわけだ。」
あー何気ひどいこと言われたよ、私。
アイリア「どうでも良いが切り上げるのならはやくする」
はい・・・すみません。
アイリアさんは厳しいお姉さんですね。
ミレニアムさんははっちゃけた妹さんです。
ミレニアム「はっちゃけたとはよく言えるな、ん?」
でわでわ、ここで;
またねー^^
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時たま作中に登場したくなる私なのでした(笑)
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