真心文庫 飲酒はご法度!だゾ♪ (陽月&ミレニアム) ●ミレニアムは陽月を呼び出した。 ●陽月はミレニアムの向かい側の席に着いた。 陽月「私に何か用か?」 ミレニアム「妾の退屈に付き合ってほしくての。」 陽月「退屈・・・?私でいいのなら、付き合うが・・・」 ミレニアム「妾はそなたと過ごしたい。だから、そなたを呼んだのだ。」 陽月「・・・そうか。」 ミレニアム「ところで陽月。喉は渇いておらぬか?」 陽月「ん・・・少しだけ。」 ミレニアム「ならこれを飲むといい。」 ●ミレニアムは陽月に無色透明の液体の入ったグラスを渡した。 陽月「これは・・・?」 ミレニアム「飲んでみるといい。飲めばおもしろいことが起こると思うぞ?フフフッ。」 ●陽月は液体を見つめている。 ●少し変なにおいがする。 陽月「おかしな匂いのするものだな。」 ミレニアム「まあ、飲んでみれば分かるだろう。」 ●陽月はゆっくりとグラスに口をつけた。 ●そして飲む。 ●グラス1杯、飲み終わった。 ●グラスを置く。 ミレニアム「どうだ?陽月。今までに味わったことがないであろう?フフフッ。」 ●陽月は少し顔が赤い。 陽月「ミレニアム・・・。これは・・・何・・・だ・・・?」 ミレニアム「それは酒だ。そなたの嗅いだ匂いはアルコールのことだな。」 ●陽月の意識が朦朧としている。 ミレニアム「ちなみに言っておくが、未成年の飲酒は禁止、ご法度だぞ? よく覚えておくのだ。フハハハハッ」 ●良い子の皆様は、未成年である場合、絶対に真似しないでください。 飲んでいいのは20歳以上の方です。 ミレニアム「どうやら、そなたは酒に弱いようだ。」 陽月「あつ・・・い・・・」 ミレニアム「アルコールのせいであろう。しばらく経てば治る。」 ●陽月はミレニアムに笑顔を向けた。 ●ミレニアムは目を見開いて少々驚く。 ●どうやら酔っているため、5つの頃と同じ、明るい性格に戻ったようだ。 陽月「みぃ・・・眠いよ・・・」 ミレニアム「ハッハハハハハハ!!陽月、そなた、酔うとこうなるのか。実に愉快だ。 愛らしい。フッハハハハハ!!」 ●ミレニアムは爆笑している。 ●陽月は疑問符を浮かべている。 陽月「ミレニアム・・・何で笑ってるの・・・?」 ミレニアム「そなたが気にする必要はない。フフフッ。陽月、眠いのなら妾が膝枕でもしてやろう。」 ●陽月は笑った。 陽月「ありがとう。」 ●ミレニアムは椅子から立ち上がって下に座った。 ●陽月も椅子から立ち上がるとミレニアムの前に座り、膝枕をしてもらっている。 ミレニアム「そなたは酒に酔いやすいのだな。愛らしいぞ、陽月。フフフッ。」 ●陽月はウトウトしている。 ミレニアム「さあ、眠ると良い。」 陽月「うん・・・おやすみなさい・・・・」 ●陽月は眠った。 ●ミレニアムはそんな陽月を見て微笑んでいる。 ミレニアム「また・・・あの笑顔が見れて妾は嬉しいぞ?陽月。感謝する。」 ●ミレニアムは陽月の頭を撫でながら呟いた。 ●少しの間ミレニアムも目を瞑る。(寝てないよ) ●しばらくして陽月は目を覚ました。 ●ミレニアムも目を開ける。 陽月「むっ・・・・・私は・・・・何を・・・?」 ●酔いは醒めたようだ。 ●起き上がり、頭を抑える。 ミレニアム「目を覚ましたようだな。ついでに酔いも醒めたようだ。」 陽月「ミレニアム・・・?」 ミレニアム「1つ訊こう。そなた、さっき己が何をしていたのか、覚えているか?」 陽月「・・・?私は何かしたのか?」 ミレニアム「・・・フッ。いや、何でもない。」 ●陽月は疑問符を浮かべている。 陽月「ところで、私はなぜ、君に膝枕をされていたのだ?」 ミレニアム「そなたが眠そうだったからの。妾の膝で寝かせただけだ。特に気にする必要はない。」 陽月「それならいいが・・・。」 ●陽月はミレニアムに少し微笑んだ。 陽月「・・・ありがとう。」 ミレニアム「何がだ?」 陽月「寝かせてくれたこと。」 ミレニアム「そのことか。それなら妾からも礼を言おう。」 陽月「なぜ?」 ミレニアム「妾を頼ってくれたことだ。他の人間からは願いや頼みを言われるものの、そなたからは何1つ頼られることがなかったからな。 そなたは初めて妾を頼った。それが妾は嬉しいのだ。だから、感謝する。」 ●陽月は笑った。 ●ミレニアムも笑い返す。 ●2人で過ごす大切な時間であった。 ーーーー でした(*^^*) 未成年の飲酒は絶対にダメですよ!! これはネタなので、好きなようにやってますが。 陽月ちゃんはお酒に弱いb お酒を飲むと元から無防備なのが、さらに無防備になるので危ないです♪ そんな危なっかしい私の子が大好き(*ノωノ) 酒に酔った陽月ちゃんはキャラが若干崩壊してますね(笑) その点は、すみませんでした>< 最近、陽月ちゃんとミレニアムさんの組み合わせが多いな; [back][next] [戻る] |