真心文庫 I will never say YES (スコトス&ルナ)★ またまたスコトスさんとルナさんです^^ 今回はちょっと・・・; ーーーー ルナ「久しぶりに出てきたわね。ねえ?スコトス・・・って、あなた、何してるの?;」 ●スコトスは端っこでなえている。 スコトス「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ルナ「ほら、スコトス?なえ太郎なんてやってる暇があるならこっち来なさいよ。」 ●スコトスはうな垂れながらルナの元へ浮遊した。 ●だが座り込んで落ち込んでいる。 ルナ「もう;今日は一体何があったっていうの?この前は憂鬱で、今日は落ち込みがウザイわよ;」 スコトス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ルナ「言ってくれないと分からないでしょ?」 スコトス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・陽月が・・・・・・・・主人が・・・・・・・・・」 ルナ「また陽月がどうしたの?」 スコトス「・・・・・・・・・・・・・・・・口にするのもおぞましい・・・・・・・」 ルナ「何があったのよ;そんな変なこと、陽月がいつした・・・・・わね。 ああ、そう。あなたはアレに落ち込んでいるのね。」 スコトス「・・・・・・・・・・・・・あの男・・・・・我らが主人に何をした・・・・・」 ルナ「ああ、はいはい。もうそんなに落ち込まないの。いつかは陽月だってお嫁に行くんだから、別にいいじゃない。 口付けくらい・・・・」 ●「口付け」の言葉を聞いてさらに落ち込んだ。 ●ルナが呆れてため息をつく。 ルナ「父親をやるのはいいけど、陽月にも自由があるわよ。」 スコトス「・・・・・・・・我は父親ではない・・・・ポケモンだ・・・・」 ルナ「だから本能的に父親なの;全く・・・。でも、陽月もやっぱり女の子ね♪」 スコトス「・・・・・・・・・・・・・・昔は純粋であった・・・・・・・」 ルナ「今も純粋よ。純粋というより、鈍感?」 スコトス「・・・・・・・・・・・・・・・・どちらであっても陽月は・・・主人は・・・我らの主人は・・・・」 ルナ「もうそんなに落ち込まないでよ;鬱陶しいわね。口付けするだけいいじゃない。」 スコトス「・・・・・・・それ以上何も言うな・・・・」 ルナ「あの許婚にしてきた人はどうなの?」 スコトス「・・・・・・・・・・・あれは対象外だ・・・・」 ルナ「ああそう;」 スコトス「・・・・あの男めが・・・・・・・陽月を誑かした挙句少女からその心を奪い取るとは・・・・・・・・ 許されるものではない・・・・・・・・・」 ルナ「どこまで過保護なのよ;」 スコトス「・・・・・・・・・まさかあの男には他にも同じような手を使い誑かしてきた者たちが・・・・・・・・・・」 ルナ「被害妄想激しいわね;」 スコトス「・・・・・・・・陽月もそのうちの1人に過ぎないのか・・・・・・・・・」 ルナ「だから、言っているでしょう?あの方は陽月を大事に思ってくれているって。 それに、お互い恋愛には疎いみたいだし、そんな方がそんな慣れてるようなことするとは思えないわ。」 スコトス「・・・・・・・・・・口付けなど・・・我を納得させてからするものだ」 ルナ「じゃあ、許可をもらいにきたら許可してたの?」 スコトス「来たところで夢を見させよう」 ルナ「結局許可しないんじゃない;」 スコトス「・・・・我は絶対にいいとは言わない・・・・」 ルナ「もう・・・。わたしたちはポケモンらしく、主人のしたいことを見守るのが役目でしょ?」 スコトス「・・・・陽月はまだ子供だ」 ルナ「あなたはどれだけ過保護になれば気が済むのよ;終わったことはもう仕方ないでしょう? それに、陽月だって喜んでたじゃない。」 ●スコトスはまた落ち込んだ。 スコトス「・・・・・・・・・・・・あれは・・・・・あの男に誑かされたからだ・・・・」 ルナ「純粋な恋心よ;はぁ・・・スコトス、悩みすぎるのも身体に悪いわよ。 実際、あのブイゼルとのバトルでも、体力がかすかに残ってたのに、勝ったとたん倒れるなんて・・・・ 悩みすぎて疲労が身体に来たのでしょう?わたしたちが関わっていいのは陽月が危険な時だけ。 恋愛は、若い2人で勝手にさせてあげましょう?」 スコトス「・・・・・・・・・・安心できん・・・・」 ルナ「疲れるわね、あなたは;」 スコトス「・・・・・・・・・・・次にあの場所を訪れたら我はどうすればいい・・・・・・」 ルナ「大人しく、見守っていればいいの。」 スコトス「・・・・・・・・・・・・・・あの男に襲われていてもか・・・・・・・・・・・」 ルナ「その時は・・・・・その時で♪」 スコトス「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ●ルナは呆れ笑いしている。 ●スコトスはモヤモヤを抱えたままルナと陽月の元へ戻った。 ーーーー ということで、スコトスさんのお悩みb 陽月ちゃんと、陽空さん宅のテルミさんが唇を重ねたことをどこかで知ったようです; スコトスは最近、父親の方向へ向かっております。 ここでも 「手塩にかけて大事に育てた可愛い娘をどこぞの若造に手渡すなんぞ許さん!!」 と言っているようで; 可愛いな★ そしてリクエストをくださってありがとうございました^^ もっとくださいね♪ [back][next] [戻る] |