真心文庫
クリスタル (アイリア&羽月&?)
アイリア「我はまた、なぜここに呼ばれた?」
羽月『え、えっと、あの、えっと、私、その・・・』
まあまあ、アイリアさん。
たまにはいいじゃないですか^^
羽月さん、そんなに慌てなくても・・・落ち着いてくださいb
羽月『え?ああ、はい、えっと、落ち着きます・・・ふぅー・・・』
アイリア「我はいいとして、なぜ羽月も呼んだ?羽月は人前に出るのが苦手な性格なのは作者がよく分かっているはずだ。」
あははっ。羽月さんは本編では名前しか出ないという可哀想な状態だったので過去編書いたり
ここに出たりしてもらおうと思いまして^^
羽月『私は・・・それでもいいのだけど・・・・というよりそっちのほうが助かるの・・・』
羽月さん、ちょっとこの機会その対人恐怖症を治しましょうね。
ほら、陽月ちゃんは閉所恐怖症を何とか乗り切ったのだから・・・ね?
羽月『え?!え、あの、でも、私、人と話すのは苦手だから・・・』
アイリア「ふむ・・・確かにその対人恐怖症は治さなくてはならないな。いくらもう人間としてこの世にいないとしても
いなくなってまで恐怖症なのはどうかと思うぞ?」
羽月『あの・・・でも・・・私・・・』
さあさ、羽月さんにはいっぱい質問に答えてもらいましょうね^^
ちなみに過去編の内容にも関わってきたりするものですよ。
羽月『う・・・・ぅ・・・・・作者は勝手な方よ・・・・』
アイリア「ああ、作者は勝手な存在である。」
あははっ;
じゃあ、始めるよ。
質問は陽月の持ってたクリスタルのこと。
羽月『えっと、あの、私があの子が生まれたときにお母様に渡したもののこと?』
そうそう。
あれは一体、どうやって手に入れたのでしょうか?
羽月『あれは・・・アイリアからもらったもの。』
アイリア「・・・・・あれはお父様より授かったものだ。お父様がミレニアムに比べ、自由に力が使えぬ我に守護として持たせたものだ。
あのクリスタルは元は大きなクリスタルの破片。そのクリスタルの元は闇に葬られ、この世に存在するのは羽月に渡し、羽月が陽月に渡したもの1つだけだ。」
なぜ闇に葬られたと?
アイリア「・・・・・・・・・・・・千年も昔、白夜の城が人間達の手によって海に沈められた。
白夜の城ともう1つ、教会があるだが、その教会の中に元のクリスタルは存在していた。
城と一緒に教会も沈められ、もう2度とは見つからない。」
そうですか・・・
アイリア「作者、これはあなたのほうがよく分かっている。」
まあまあ、そこは気にせずに。
で、なぜ羽月さんが持ってたのでしょうか?
羽月『アイリアから渡されたの。私が眠っているときにある日、アイリアが現れてね。
アイリアがクリスタルを私の手に乗せて「これを守りたい人間に渡せ」って言って、私に渡したの。
最初は夢かと思ったのだけれど、起きたら手の中にクリスタルがあってね。
それで私は陽月に渡すようにお母様に頼んだの。でも私はほら・・・あれだったから・・・その・・・自分では渡せなかったの。
ちょっと・・・・・ずれてしまったために・・・・・』
これ以上言うとネタバレになるので結構です^^
ありがとうございました。
で、そのクリスタルって、守る力とかあるのでしょうか?
羽月『それならちゃんとあります!実際に私、その・・・ネタバレになるのでやめておきます・・・』
偉い偉い^^
ちなみにどんなお守り効果が?
アイリア「知らないが・・・大切な者を守り通す力は本物だ・・・・。愛する者を救う力も・・・。
あのクリスタルは星の数ほどの祈りや願いがこめられている。美しく、清らかな、想いたちが・・・。
クリスタルを手渡した者の大切な者が、幸せになるようにと願いがこめられている。
クリスタルに触れられるのは白夜の者か、白夜が守り通したい者たちだけだ。
それ以外は触れることは出来ない。光に拒まれる。」
そうなんですか?え?でも、陽月ちゃんから前に奪った人たちは何で触れられたのですか?
ほら、あの、「ずっと一緒」第一期で「大切なもの」のとこで1回、盗られて・・・・
アイリア「あれは奇跡に近い。だが、結果的にそやつらには何か、不幸なことが起きてなかったか?」
え?ああ・・・スコトスさんに苦しめられてました;
アイリア「あれはクリスタルが導いた結果だ。あれは必然であって偶然ではない。クリスタルには意志がある。
誰が誰なのか、判断できる。」
へー・・・クリスタルすごい・・・でも、あれは今違う人の元にありますよね。
羽月『陽月も女の子だから^^』
羽月さん、姉様として、どうですか?
羽月『陽月・・・・可愛い・・・』
うおーい;ミレニアムさんと羽月さんは陽月ちゃんに溺愛;
羽月『陽月は私の可愛い可愛い妹ですよ!まだ赤ん坊の頃しか見たことなかったし、ちょっと抱っこしたくらいですが・・・・』
それでもお互いを恋しがる姉妹ですよね^^
羽月『うぅ・・・・・陽月・・・・あの子に会いたい・・・あの子に会って話がしたい・・・
いっぱい、いじってあげたい・・・・』
・・・やっぱり血は争えませんね。羽月さんもミレニアムさんの血をごくごく微量に受け継いでいるようです。
アイリア「羽月が楽しそうにしている。それでいい。
さて、羽月、そろそろ帰るとしよう。」
羽月『あ、え?え、でも、私、陽月と話が・・・・』
羽月さん、諦めてください。
陽月ちゃんとお話なんてここではまださせませんよ^^
羽月『ひ、ひどいです・・・私だって・・・あの子といっぱい遊びたいのに・・・・』
我慢してください。
あと、あなたは年齢的に遊ぶということはないでしょう。
だって、20歳でしょう?
羽月『ま、まだ遊びたい歳だから!お願い、陽月をいじらせてー・・・』
ではでは、アイリアさん、羽月さんをよろしくです。
アイリア「作者に言われるのはあまりいい気がせんが・・・まあ良い。羽月、帰る。」
羽月『せめて声だけでもー・・・』
でわ^^
ーーーー
ということでアイリアさんと羽月さんと私でした♪
羽月さんは妹に溺愛中。
シスコンですねw
まあ、色々罪悪感を感じ、歳がかなり離れていて、全く会ったことがなかったので、本当は妹と戯れていたかったのでしょう。
ちなみに羽月さんは陽月ちゃんが5歳になったばかりにお亡くなりになられました。
えっと・・・つまり・・・羽月さんは15歳で家を離れたのですね。
そこにも色々理由はあるのです。
そこは過去編にて!
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