[携帯モード] [URL送信]

レンカイとカイレンのお部屋
悪魔の虜C*(R18)《カイレン》
朝…目が覚めると同時に、俺は今自分が覚醒した事を心から呪った。

「朝っぱらからヒトに何しとるんだぁぁっ!?」
「裏で面白いもの見付けてな」



目覚めたのは床の上。
昨夜寝る時はちゃんと自分のベッドの上で寝たはずなのに。梯子の回収もちゃんとしたのに…!
「どうやって下ろしたんだよ!?」
「ひ〜み〜つ〜♪それよりどんな気分だ?」
「見んなど変態!!!?」
なんで俺裸なんですか兄さん!?バジャマ返せスケベ野郎!!
「ふーん…。こうやって見ると随分こまいんだな〜」
「どこ見てんだよ!?」
「レンの裸」
うぁぁぁあぁあああ(怒)!!
もうほんとなんでこのカイトは恥じらわねぇの!?バグだ、バグってるって!!
「あぁもう!!朝っぱらから変態兄貴に付き合う気は無いからな!!全く…」
別に縛られたりしてる訳でもないから、衣装棚から適当に服を探す。あぁその前にパンツ履かなきゃ…。
「おい、誰が服着て良いなんて言ったんだ?」
「俺が服着るのに誰の許可が要るんだよ!?」
「オレ♪」
もうダメだ…。朝一番で俺はもう疲れたよ…。もっかいベッド戻って寝ようかな…。
「それより試したいモノがあるんだよ。お前ちょっと付き合え」
ガサリ。
脇に置いた紙袋が音を立てた。なんだか嫌な予感しかしてこないから、全力で拒否しておく。
「付き合う気はねぇって言っただろ!?」
「そう言うなよ、すっげー面白そうなんだって♪レンも喜ぶぜ?」
来い来いと手招きされても行きません。貴方のその笑顔がとても恐ろしいからです。
「………随分逆らうようになったもんだな…」
「アンタのせいだって…ぎゃあぁっ!?」
パンツ履こうとして片足立ちになった瞬間足払いって、お兄様貴方ボーカロイドでしょ!?格闘技なんざ何処で覚えてくるの!?
「痛っ…て、ちょっと待てちょっと待てぇぇおいぃぃ!?」
「待っても良いが止めねぇぞ?」
スッ転んだ所に足首掴まれ兄さんの足元に引き摺られる。うきうきわくわくといった顔する兄さんの姿が否応なしに近付く。
「あっ…やぁっ!?」
すいません。うつ伏せで軟らかいカーペットの上を引き摺られたら…胸とか下とか擦れて感じちゃいます…。
「レンは引き摺られて感じんの?
お前の方が変態じゃねーか」
「うぅう…っ、ちくしょー…」
この悪魔に良いようにされて、日に日に感度は上がってます。何故なら最近放置されがちなんで。
「よしよし、じゃあ早速♪」
紙袋から何やら取り出す。肩越しにそれを見ると何やらボトルのようなモノ。マスターが使ってる化粧水みたいな…!?
「おま…まさかそれ…ローション…!?」
「…ん?あぁそうかお前最初オレ襲った時使ってたよな?わかってンならちとつまらねぇなぁ…」
とかなんとか言いながらその手にめちゃ大量に中身ぶちまけてませんか!?
「冗談…っ!!朝から何を…っひあっ!?」
「冷たいだろ〜?さっきまで冷蔵庫で冷やしてたからな♪」
なに考えてんだこいつは!!冷やすなローション!!そして俺にかけるなぁ!!
「んんんっ!!うぁ…やあ…」
お尻にかけられた冷たいローション。カーペットに擦られ少し感じて熱が上がり始めてた体に、その冷たさが染みて肩を震わす。
「やっ!!兄さんっ」
くちくち…。大量のローションを纏わせた兄さんの掌がお尻を撫でる。まるで頭を撫でるかのように優しく優しく…されてたらやっぱり来ますよね!?
「やぁぁ…!?んぅ…」
指が穴に侵入してくる。熱い肉壁に冷たいローションが擦り込まれる。
「感じてるか〜?」
「はっ…ぅうん!?いやぁ…!?」
二本に増えた指が入り口を刺激する。解すように広げたり中を指の腹で回すようになぞったり…。
すでに俺の口からは甘いやらしい声しか出てません。
「ふぁ…んん!!兄さんっ…だめっ」
「……頃合いか…」
指が抜かれて刺激が消える。入り口の浅い所でしか弄られず、体は朝早くから達していく。
「にい…さ…はぁっ…奥が良い…奥まで…挿れてぇ…」
「あぁ、お望み通り奥まで挿れてやるよ」

最近、放置されたの耐えたから…。今日くらいはもらえるかな…。兄さんの、熱いの…。

「一度やってみたかったんだよな〜♪」

ん?

がさごそ。紙袋からまた何かを取り出す兄さん。何かと思えば…!?
「何…持ってんだぁぁぁ!?」
「レンを悦ばす為のオモチャ♪」
形的には瓢箪だ、ひょうたん。薄い水色の艶やかな表面に多少のデコボコが見える…。
「や…ヤダヤダ!?そんなの絶対ヤだ!!
なに考えてんのさほんとにぃぃぃ!?」
「店覗いたらな。レン『で』楽しめそうだなと思って」
「ふざけるなぁぁぁ!!」
一気に覚醒した電脳が怒りを覚える。俺『で』ってなんだよ俺『で』って!!俺はお前のオモチャじゃねーっつの!!
やってられるかと思って逃げようとして腰を掴まれる。
「ただのバイブじゃねえぞ?良いから試させろって♪」
「やぁぁ!!放せぇ…っ」
逃げる術なし。お尻に感じるその物体は、悪魔の手によりゆっくり中へ滑り込んでくる。
「んあっ…ああぁ…!」
「よしよし入ったな♪

じゃ、スイッチオン♪」

ブゥゥゥン…。
体の…奥で緩い律動が始まる。断続的にかつ一定のリズムに嫌気が差す。
「や…だぁ…!こんなのじゃ…足りないぃぃ…」
「安心しろレン…今からもっと楽しくなる…」
兄さんが俺から手を離した。温もりも何もなく、ただ軟らかいカーペットの上で微妙に体を震わす。
「に、い、さん…せめて…強めに…してぇ」
「それよりこっちの方が良いんじゃねえか?」
カチリ。違うスイッチの音が聞こえて…。
「やぁぁあ!?」
思わず声を張り上げた。いやもう、今一瞬気持ち良かった…!
「あ、あ?ヤだ…なにこれ…うああ!!やあ!!」
「すげーだろー?こっちのスイッチ押すとな、上下に分けられてる機械がうにうに動くんだよ」
ごめんなさい、今説明受けてる場合じゃありません。
「あん、あっ…ひぅぅ…!うぁぁやぁぁ!?」
俺の体の中、中心でそれは蠢く。例えるなら…そう芋虫の歩く姿!?あのうねうねうごうご…って感じのものが、中で…!!
「はぅ…もう、やめてぇ…兄さんんっ」
「やめねぇよ。レン、これ遠隔リモコンな?」
俺の前にわざわざお越しいただいた兄さんの手に、ミニサイズの平たい小さな黒いプラスチック。
赤と青のスイッチ。あと横にレバーのようなもの。多分強弱つける為の…。

激しい刺激が欲しくて、レバーをを強にしてやろうと手を伸ばして奪おうとした。
「おっと、やらねー♪欲しかったら自分で取れば良い。
ここに置いといてやるよ」
「んあああっ!!」
今より少しだけレバーを強にあげて。兄さんが俺のベッドの上に放り投げた。
俺は先程より激しく蠢き出したオモチャに刺激され喘ぐ。
「やだ…ぁ……。兄さん…イカせて…」
「は、やだ。オレは今から朝飯食いに行くからな〜♪」
そして本気でドアまで歩き出す。ちょっと待てと弱々しくも頑張って呼び止める。
「せめて、あれ取って…っ!!あぅっ!!」
「がんばれー」

パタン

あの悪魔は本当に放置して行きました。

「ふぁ…やぁん!!」
誰もいない防音きいたの部屋で、押し寄せる快感と焦燥感に身を捩った。


*    *    *

「おはよーお兄ちゃん!」
「おはようミク、リン。二人とも今日も元気そうで嬉しいよ」
「うん!!今日も沢山歌うんだよ!!」
そーかそーか、二人とも偉いなぁ♪と誰か曰く天使の微笑み(笑ってしまう)で、二人の頭を優しく撫でる。
キッチンへ赴くと、トーストの焼ける匂いと、二人が作ったであろう目玉焼きとサラダといった簡単な朝食セットがテーブルに並んでいた。
「マスターはお仕事に行きました!!」
「そうかぁ、挨拶できなくて少し寂しいな」
「あれ、お兄ちゃん。レンは?」

(レンは今絶賛放置中です[心の声])

「それが…。なんだか具合悪いみたいで今寝てるんだ。後で消化に良さそうなもの作っていこうかな」
とまぁ適当な理由をつけて俺はイスに座る。向かいにミクとリンが座る。
「レンだけ…ずるい…」
「拗ねないでリン?二人には何かおやつを作ってあげるから」
正直俺の手料理がなぜそこまで気に入られてるのかわからないが、二人は『約束だよ!?』と笑った。


*    *    *


「ん…ふぇ…ああっ!!」
マヂ放置中の俺。ヤバイんです、イクにイケないんです。
機械が刻む一定のリズムに慣れてしまいまして…。
「ふああっ!!やだ〜もぉぉぉ…っ」
それでも何とかそれで快感を拾おうと必死によがる。でも欲求不満が募るだけ。
「は…は…ぅ、リ…モコ、ン…」
体を這わして、いつの間に架けられたのか二段ベッドの上へ向かう梯子に手を掛けた。
この上に…あのリモコンが、ある!
「うぅ…あっ?いやぁぁぁあああっ!!!?」
上ろうとして手と足を残り少ない気力で一段二段とのぼる。ちょうど右足二段目に掛けた時、体の中で位置の変わったバイブが新たな刺激を俺に与えて。
梯子に上手い具合に胸の突起と反応抜群の性器を擦り当て再び床へ崩れ落ちた。
「あぅ…あぅ…っく。梯子…上れない…よぉ…んあー!!」
体が床に叩きつけられる痛みすら今快感。その振動で更に中のモノが位置を少しずらし声を荒げる。
「ひぐっ…んあぁ〜っ!!」
お陰さまでイケました。でもね、中で動いてるアレは止まらないので。
「ああ…もぅやだ…もうやだよぉ…っ!!んあ…」
どうしよう…どうしよう…。
イキたい、この熱吐き出したい…!

「あ…そ、だぁ…」
自身の立ち上がった性器に触れる。今日は触っちゃダメって言われてないから、良いよね…?
「は…ふん…っ!!んあ、あああっ!!あーーーっ!?」
何とか熱を吐き出し、床を汚してぐったりする俺。でも機械止まらない。
「ん…ぅ…たすけて…。もぉ…いやぁ…」
梯子が上れなきゃアレ取れません。断崖絶壁の上にあるお宝は、俺一人の力では得る事ができなくて。
「も…抜…く…っ!!いやっ!!!?」
動き続けるそれを無理矢理引っこ抜こうとして、位置が変わったせいでまた仰け反って喘ぐ。
耐えられなくてまたペニスを両手で包んだ…。


*    *    *


「じゃあ後片付けは俺とミクとでやろうね?」
食べ終えて流し台に汚れた食器を水に浸ける。スポンジに洗剤を付けて皿を洗う。
「お兄ちゃん、今日は何かご用心あるの?」
「うーん…。レンの状態次第だね。余り酷かったら看病してあげないと、可愛そうだろう?」
流石に放置したまま外出したら怒んだろうな〜(笑)
「しょうがない弟ね!!よし、ここは姉の私が渇を入れてあげるわ!!」
ソファに座っていたリンが声高らかに飛び降りて、冷蔵庫に駆け寄る。中からバナナ・オレ取り出してコップを持って走り出す。

ちょっと待て。流石に今のアイツ見せられねぇだろ!?

「リン!?ごめん、ミク。ちょっとリンを止めてくるよっ」
「はぁい!!」


短い癖にチビッ子の足は速く、すでに階段を上った所だった。


*    *    *

壁に持たれかけ、尻の中で感じる今ではもう緩い律動。頭の中はそろそろ緊急停止すべきか悩んでいる。
「も、ぅ…。疲れ…た…っんん…」
あぁもうこのまま気絶してやろうかな…?なんてぼんやり意識を沈めかけた時、かなり軽快な足音が聞こえてきた。
これはリンだな…と微かな意識の中。その音はなぜかどんどん近くなってくる。
「ん…ふぁ…っ?リンの…部屋は向こう…」
「おおーいレーン!!お姉様が差し入れ持ってきてあげたわよー!!元気だしなさぁい!!」
「!!!!!!!?!?」
ヤバイ!!アイツノックも無しに勝手に開けるはずだ!!
いくらなんでもこんな姿見せられねぇ!!うわぁぁぁ!(大混乱)
何とかせねばと取った行動。力の入らないこの体でできる事なんかしてれる。しかし、冷静だ俺!
俺はドアによかかり、せめて開かないようにと鍵を…と手を伸ばした。
「今日は特別アンタの好きなバナナ・オレよぉ〜♪」
鍵かける寸前に、ほんの数秒のズレでドアの方が先に開いた。ただでさえバカ力なリンは容赦なくドアごと俺を押す。
「…………っ!!!!」
見、見られる〜っ!!
意識がそう認識した時言い様のない高揚感が込み上げる。心臓がバクバクして下の頭がまた持ち上がる。両手は声を殺すのに必死で口を塞いでいた。

*    *    *

「あれ?なんか引っ掛かってる」
慌てて追い掛けて部屋の前までやって来た。すでに部屋に入ろうとドアノブに手を掛けたリンを慌てて引き離した。
「リン?レンは具合が悪いから寝てるって言っただろう?」
腰を少し屈めて目線を合わせる。リンの顔は特に悪びれてる訳でもなく(まぁ…善意だわな)不思議そうに俺を見た。
「大丈夫だよお兄ちゃん。私の弟はそんなヤワじゃぁないもん♪それよりこれアイツに飲ませてあげなくちゃ♪」
ちゃぷん。と紙箱の中で液体が音を立てる。普段喧嘩ばかりするのになんでこんな時は『お姉ちゃん』振りを発揮するのか…。
「でも疲れてる時に、回りで騒がれたらリンだって嫌だろ?レンの事は俺に任せて、リンは早く良くなるように祈ってあげてて?」
ここまで言ってもリンはなかなか下がらない。
アイツだったらちょっと手を出せば大人しくなるのになぁ…。似てないなぁ…と思えばそういや双子じゃ無かったんだよな?
「リン…」
こうなりゃ実力行使だ。少しだけ低めの声でリンの名を呼ぶ。その声に少しビクッと体を固める。ん?この辺りはなんか似てるなぁ。
「俺の言う事聞けない子は、嫌いだよ?」
随分と俺を好いてるようだからこう言えば引くだろう。案の定泣き出したりする。いや泣くまでいかなくてもいいんだがな…。
「な、リン。俺はリンの事嫌いになりたくないよ…。だからレンの事はそっとしといてあげて?」
「ふん"ん"…っく!」
かなり大泣きになってしまったリンを優しく抱き締めた。その手からコップとバナナ・オレを受け取って、リンに戻るよう伝えた。
「ちゃんとリンからだよって言っとくから。
ありがとう、リンは凄く優しいお姉さんだね」
そして頭を撫でてやると笑顔に戻って階下へと戻っていった。


*    *    *

二人のやり取りをドア越しに聞いていた俺。体力も気力も削ぎ落ちてます。

「おーい…?ん?なにがつっかえて…?
おいこら、ドア塞ぐんじゃねぇよ」
そんな事言いますけどね、ドアに持たれる俺なんか気にせず力任せにドア開いて入ってくるなら文句言わないでください。
「は…ぁ。にい…さ…もう、やめて…っ」
兄さんの足にしがみ付いて哀願する。こんな放置のされ方初めてだ。いつもなら良いトコロまで行って途中でやめるってパターンなのに…。
熱を孕み続ける身体に終わりが見えない。
「…何回イッたんだ?」
「ふぁ…わかんな…。さ、三回か…四、回…?」
「なんだ、思ったよりイッてねえな」
あぁ…。遥か頭上から悪魔の冷たい言葉が降ってくる…。これはまだ当分終わらせて貰えないかなぁ…。
「ほらレン。頑張ってるゴホウビやるよ」
「んぇ…?」
兄さんが跪いて、手にしていたバナナ・オレを口に含んだ。その仕草と『ご褒美』の言葉に微かな期待が生まれる。
「ん…」
少しだけ温くなったバナナ・オレが、兄さんの口から俺に注がれる。すぐに唇が離れて、兄さんがまたそれを口に含み、また口移しで俺に飲ませる。
「…ぅ…」
鳥の雛が餌を強請るように。俺は兄さんから何度か飲ませて貰う。
「美味いか?」
「…最高です…」
そうかと言って笑う兄さん。あぁ…意地悪めいたその笑顔が凄く好きです…。
残り半分くらいになって、兄さんが深めのキスをしてくれた。これがキスの終わりなんだろうな…とその余韻を味わう。
「じゃあオレはまだ用事あるから、頑張れ」
もう頑張れません。すみませんキス気持ち良かったんでこのまんま気を失っても構いませんか?
「ん?あぁ結局取れなかったのかリモコン」
梯子を使わずにその高い身長で俺のベッドの縁にぶら下がりリモコンをとりあげた。
朝、そうやって梯子を下ろしたんですね貴方…。
「しかたねぇなぁ…。ちょっと難易度下げてやるよ」
「はぇ…?それ、くれるの…?」
「自分で取れ。次はここに置くからな?」
そして机の上にリモコンを置いて、また部屋を出ていった。
もうほんと勘弁してください…。辛いです…。
「あぁそうだ忘れてた」
出ていった兄さんが戻ってきた。特に俺を見るでもなく机に一直線。リモコンのレバーを…。
(また…!)
ぎゅっと目を瞑る。予想通りそのレバーは更に強の方へ倒された。
「あああっ!!も、もっ!!」
「しょうがねぇなぁ、オマケもやるよ」
俺の後ろに座り込んだ兄さんの指が、お尻に当たる。何を…と思えば、中にあるオモチャを更に奥深くへ押し進めた。
「いやぁぁぁあああっ!?」
「お前これ取り出そうとしただろ?勝手に取り出したら、この体順番に縛り上げるぞ」
奥の奥で機械が蠢く。深くなったその感覚は失いかけた意識を浮上させる。
「いや、いやぁ!!こんなの、もうやだぁっ!!」
ついでに、と。中を兄さんの指が弄っていく。奥の刺激と手前の刺激のギャップに体が捩れる。
「お、五回目だな?」
扱いた訳でもないのに、俺は熱を解放してしまった。
「にい…や…」
「まて後でな♪」
ゼェゼェ荒く繰り返される呼吸。出来る限りの上目遣いで訴えるも、悪魔さんは無情にも部屋を出ていった。

俺にはまた、悶絶する時間が与えられた。


*    *    *

「ごめんね、遅くなって」
キッチンへ戻ると、すでに洗い物は無くなっていた。先に戻ったリンが俺の代わりにミクを手伝ったようだ。
「ありがとうリン。ミクもありがとう」
二人の頭を撫でて、さて今からどうしようかと。
「お兄ちゃん!!私達こんど一緒に歌うの!!」
「聴いて聴いて!?」
二人のお願いに快く了承し、リビングで小さなコンサートが始まった。

*   *   *
限界が限界を越え。
俺は超久々に妄想の世界へ小旅行中…。

「あっ…んんっ!!だめ…ぇ」
右手で自分の性器、左手は胸の突起。扱いて擦って、爪を立てたりしてひたすら上を目指す。
「ぁっ…兄さん…にいさぁんっ!!」
アイツの手を思い浮かべる。その指先を、熱を。
俺の事を感じてくれてる時の、あの熱を孕んだ射竦めるような強い瞳。吐き出される吐息。
抱かれた回数は少ないけど(基本放置)、ありありと思い出せる汗とアイツの匂い…。
妄想の中ですら優しくなくなったあの悪魔に、俺はかなりぞっこんなんだなと再認識する。
「ダメ…イク…っ!!」
兄さんがするように真似て、擦りあげるけど何か違う。
やっぱり、ちゃんと抱いて欲しい…。

六回目?の熱を吐き出し、それが叶わない事への悲しみから涙が滲む。声が欲しい…。ヒトを散々弄り倒して、その様を見ながら意地悪な言葉が欲しい…。
「っふぁ…。兄さんが…いなきゃ意味ないよぉ…」
温もりを知ったら、一人エッチなんて寂しいだけだよ…。
それでも無感情に、バイブは懸命に兄さんの命を実行し俺を昂らせる。今度は机の上…。アレなら取れる…!
息を大きく吐いて、赤ちゃんみたいに四つん這いで机を目指す。しがみ付くように机の上に手を伸ばしてリモコンを探す。立てない今目線より上にある机上はどこに何があるかわからなくて。
でもそれを見つけた安堵感から力が抜けてしまいまして…。
カタンッ。とそれを持って崩れ落ちた瞬間、手のひらで床に押し付ける感じでレバーが切り替わる。

「っっっ…いっやぁぁあああぁぁあぁああっっっ!!!?!!!?!!!?」


多分、防音のきいたこの部屋からでも、外部に届くんじゃないかと思うくらい絶叫した。
勢いで最大限のパワーを発揮し出したバイブ。もう芋虫みたいなうねうねなんかじゃありません。
誰の意思でもなくめちゃくちゃにヒトの中を掻き乱す。余りにもな感覚に、丸まったり仰け反ったり、身体中を引っ掻いたり叩いたり…。押し寄せる果てしない快楽を逃す為に全力を尽くす。リモコンの存在なんて忘れてます。
「いやっ!イヤだ!!やめてやめてやめて!!
そんな、中で動かないでぇっ!!お願いだから、やめてぇぇぇ!?」
相手は意思のない機械です。無論こっちのお願いなんか聞き入れる訳がない。
「やぁっ、もう抜いてよぉ!!にいさぁぁぁん!!これもうやだぁぁっ!!助けてにいさぁんっ!」
助けを求める相手すらこの場に居らず…。ただどうにもならない体で暴れ続けた。


*    *    *

「じゃあ行ってきまぁす♪」
「お兄ちゃんホットケーキありがとう♪」
「あぁ、気を付けて行くんだよ?車に気を付けて、知らない人に付いて行かないようにね?」
午後からレッスンだという二人を、玄関先で見送った。
流石に一人だと詰まらないなと、レンの様子を見に行く事にした。
「…ん、今のなんだ?」
微かに聞こえた悲鳴のような声。そして二階の部屋が微かに騒がしい。
「……とうとうキレたか?」
ちとやり過ぎたかな?とまぁたいした反省もせず、これでも一応可愛がってる弟の元へ歩き出した。


「おいレン…。お前暴れすぎ…っレン!?」
「いやぁあ"ぁぁぁ"あ"ぁ!!」
もう少し静かに喘げよ、と注意しようとして、レンの状態を見て焦った。
「おま…っ!?なんで最大限にまであげてんだよ!!」
「いや!いや、兄さん助けてっ!!もうだめ、もうほんとにダメなのっ!!お願いだからこれ止めてぇぇぇ!!だめーっ!!」
頭を抱えて兄さんの目の前で俺は精を飛び散らせた。きっと今ので俺の一日にイッた回数過去最高数になっだろう。
それでもまだ中ではアレが頑張って俺を追い込む。
「やだ、も、やだぁ!!こんなの。こんなのイヤだぁ!!あああっ!!お願いもう許してぇ!!壊れるぅー!」
目の前に兄さんが現れている事を認識した電脳が、無意識に腕を伸ばした。すぐに抱き締め返してくれて、少しだけ心が救われる。
「くそっ、お前これどーやってレバーあげたんだよ!?
壊れて止まらねぇじゃねえか!?」
「やだ…嘘…嘘っ!!止めて止めて!!助けてよにいさぁんっ!?」
「…くそっ、ちょっとこれ噛んでろ!!」
兄さんが自らの腕を俺の口に当てる。腕を噛めと言っているのだろうけど、兄さんを噛みたくない。傷を付けたくない!!
「良いから言う事聞けって!!」
その声が怖くて、半ば強引に口の中に腕が挟まれる。
「いいか、しっかりしがみ付いて。一瞬だから、耐えろ」
言われるまま泣きながら兄さんの体に抱き付いた。

ぐぬぷぷっ!!
とてつもなくやらしい音を響かせて、俺の中からバイブが取り出された。
「っ――――――――っうぅぅっ!?」
「ぐぅ…」

快感。抜き去る瞬間の気持ち良さ。
痛覚。自分の中で、もはや一部と化していたモノが引き出される痛み。

全てを感じながら、兄さんの腕を喰い千切らんばかりに強く噛んだ。噛まれる痛みに耐えて、兄さんが俺を抱き締めてくれる。顎の力が抜けきるまで、噛まれたままの兄さんはずっとそうしてくれていた。


*    *    *

ふと、目が覚めた。
体全体が痛い。ああそうだ、自分で引っ掻いたんだった…。

「起きたかよ…」
下の方から兄さんの声がした。痛む体を抑えて、回りを見るとそこは自分のベッドの上だった。
「悪かった」
急に謝罪を述べる。流石にやり過ぎたと痛感してくれたのだろう(と信じたい)
「…今日は…一緒に寝ないの…?」
声が掠れていた。あんだけ喘いで叫んでたら仕方ないか。
「寝ない」
「…なんで…」
理由を問うけど返事はない。なんとか動けそうだったから、梯子を伝って兄さんの元へ寄る。
「来るな」
「なんで?なんでそんなに冷たいの?」
俺に背を向けてシーツにくるまる兄さん。その体に触れようと伸ばした手が払われる。
「…っく…」
「兄さん…、…腕!?」
押し殺したけど、兄さんの口から漏れたのは痛みの声。思い出した、ずっと噛み続けてたんだった。
「…ほっとけ…!たまには…オレにも罰が要んだよ」
兄さんが…反省中…。今更だと思うけど、今回の件は本当に悪いと思ってくれたみたいだ。
「兄さん…。俺一緒に寝たい…」
「ダメだ」
「なんで…兄さん…。嫌わないでぇぇ…」
とうとう泣き出した俺に驚いて、慌てて身を起こした。その顔はそれこそ『なんでお前が泣くの!?』って書いてある。
「嫌わねぇっ…てか、オレの方が嫌われただろ…」
頭を抱えて、狭いベッドの上で俺から離れる。その動きに更に心が締め付けられる。
「今回の事は、やり過ぎたと思う。まさかあんなにまでなるとは思わなかったんだ…。愛想尽かされても仕方ないと思ってる」
暫く、しんっとした空気が流れる。どちらもなにも言えない。ただ無作為に流れる時間。
「一つだけ答えて…。兄さんは俺の事をどう思ってるの?
ただのオモチャ?ヤりたい時ヤれる便利な道具?」
「……好きだ…。無くしたくねぇよ…。本気で好きなんだ、だけど…苛められて泣き叫ぶお前も好きなんだ…。

オレのモノだと、確認したくて。オレを感じてくれてると、思いたくて…。
オレにだけ、その権限があるんだと思いたくて…」

おー…。こんなに弱ってる兄さんは初めてだ…。
なんか可愛いなあ…。

ギシッ…。兄さんのベッドに乗り上げる。
微かに揺れるその震動に、兄さんの方が驚いて顔をあげる。
「来るな」
「どうして?俺はいつだって兄さんが好きだって言ってくれて、嬉しいのに…。俺の方が兄さん大好きなのに…」
逃げ道のない兄さんに抱き付く。暖かい。落ち着く。
「頼むから…離れてくれ…」
「嫌だ。あれだけ酷い目に合わされたんだから、少しくらいお願い聞いてよ」
「……今、凄く抱きたいんだよ……」
兄さんの言葉に胸がじん…と熱くなる。もう色んな意味で。
まさか兄さんから抱きたいなんて言ってくれるなんて…!
「でもお前、疲れてるだろうし…。もう無理はさせられねぇし…。一緒に寝てたら、やっぱり襲っちまいそうだし…」
俺の事を想ってくれてる…。なら、返事は一つだよね?

「抱いてよ…」
「あんなぁ…」
「今抱いてくれなきゃ嫌いになる」
なる事は…ないけれど…。これは内緒。でも兄さんはきっとわかってる。わかってくれてる…。
「セックス以外で優しくされると調子狂うから、やめてよ…。もっとオレを攻め立てて…」

*   *   *
兄さんに背中を預けて…。壁によかかる兄さんに俺がよかかって、後ろから弄られる。
「は…んっ…。兄さん…」
「レン…辛かったら言え。やめるから…」
後ろから抱き付かれる体勢で、体を少し丸めた兄さんの顔が俺の頭の真横にある。
欲しかった低い声。優しく響くその声は、じわじわと電脳内を蝕んでいく。
「や、…やめたら…っ…。嫌ってやるう…」
あれだけ求めた相手なんだ。意地でもやめさせてなるものか!!兄さんが果てるまで奪い尽くしてやる!!
「…お前、なんでこんなオレが好きだなんて言うんだ?世の中にゃもっと優しい[KAITO(オレ)]が居るだろうに…」
耳の横でキスをする艶かしい音…。はぁ…とかかる吐息が甘い。安心できるから離れて欲しくなくて、腕を伸ばしてその場に繋ぎ止める。
「ん…わかんないよ…。でも、アンタに抱かれんのって…凄くドキドキして気持ちいいの…。もっと苛めて…」
「オレに苛めさせたら壊れるぞ…」
「ふふ…その時はセキニン取ってくれるんでしょ…?」
顎を軽く支えられてかぶり付くようなキス。自ら望んで舌を差し出せば絡め取られクチュクチュと濡れる音がする。
薄く開いた瞳に写る。青い髪の綺麗な悪魔。絶対他の奴になんか渡さない。この悪魔のエサは俺だけでじゅうぶん…。
「ん…ぁっ…。兄さん…はぁ…にいさ、ん…あんっ!!」
その大きな体にすっぽり包まれて。逃げる気なんか無いのにガッチリホールドされて…。お陰さまで全身でこのヒトの熱を感じてます。
「兄さん…温かい…。気持ちいい…」
「今日は、大人しいな…?」
「だって兄さんが抱きたいなんて言ってくれたんだもん…。嬉しい…、求めてくれた事がこんなにも嬉しい…」
刺激…ちょうだい…?
そう囁いたのをきっかけに、兄さんの手が俺を高め始める。
右手の指先が胸の突起を掠める。爪先で弾かれるように、摘まみ上げられたりする感覚に痺れが生じる。
「あ、ん…。兄さん…んんっ…いい…」
「……」
「あぁん!?んーっ」
首の付け根を軽く噛まれた。その場所はどうもイイ場所のようで俺の体が軽く跳ねる。それに気付いたのか噛む角度を変えたり吸ったり舐めたり…。
「あは…ん、だめ…首…んんっ!!んあっ!!」
「お前こんな所に性感帯あんの?」
「あっやぁっ…喋んないで…ぞわぞわする…ひんっ!!」
首筋を舐められ、そのまま耳の後ろへ舌を這わされる。ピチャリ…耳の穴へその舌先が入り込む。
「んぁっ!?ダメ!!耳は…だめだってぇ…ひっ、あぅ…ん」
「ダメだと言いながら反応すんなよ…。ほんとはイイんだろ…?」
舌が、息が、声が耳を犯す。その行為は直接電脳にまで響いて、世界にはもうその音しかないような気がした。
「イイよ…こんなに…んっ…。傍に感じられるの…初めて…」
「…そうか…」
笑ったような気がする。見えないけれど、絶対そうだと思った。ズルい…見えない時にどんな顔して笑ったんだろう…。
目を閉じて思い浮かべていると、太股の下から腕が差し込まれた。
「あっ…兄さんっ!?」
兄さんの左腕に俺の足を絡めて…。何をされても逃げ出せない体勢に興奮が増す。
兄さんの手が俺の中心部に添えられ、優しく揉むようにしてから性器をその手におさめる。
「あ…はん…っ、あっ!!あ、あ、んあぁっ!!兄さん…兄さんっ!!」
「レン…腕、俺の首に回せるか?」
言われるまま、背後にあるその首に腕を回す。腕を伸ばす事で体がピンと反り返り、縛られてもいないのにまるで拘束されてるような感覚に陥る。
「んんん…この、体勢…ふぁっ…興奮する…あぅっ!!」
ぎゅうっとしがみ付く腕に力が籠る。遮るもののない俺の裸体に…兄さんの手が這い回る。爪先で線を書くようになぞられ、快楽から零れる声…。届いて…俺に欲情して…。
「感じるか…?」
「ん…バッチリ…」
添えられていた左手の中の性器が擦られ始めた。その手の動きに体を捩るけど、身動きの取れない体勢ではそれもままならず、普段より熱は溜まる。
「あん…ダメ兄さん…この体勢だと、俺…逃げらんない…」
「逃げる気かよ。させねぇよ…」
「あああっ…違うの、逃げたいんじゃ…なくてぇっ!!ああっ!!兄さんダメーっ!!そんな強く握らないで…っいやぁ!!」
逃げたいのは、強すぎる快楽からです。このままだと溜まりに溜まった熱が体を発火させそうなんですよ…!
そんな事は露知らず、勘違いした兄さんは執拗にペニスをいたぶるのをやめない。
「あ…あ…あ…っ!!もう…だめ…イクゥ……」
熱の解放を求めて、血液がドクリと逆流を図る。だがその熱の行方は、兄さんが根本を押さえ付けた為解放されなかった。
「ば、ばかぁ!!イカせてよ!?なんで…いやっ!?」
根本をしっかり押さえられたまま、もう一方の手が先端を弄る。カリを刺激され、鈴口が爪先に突かれる。
「はふ…兄さん…イキたい…ねぇ…にいさぁん…」
「昼間散々イッただろ…。我慢しろ」
我慢できません、なぜなら相手が貴方だからです。
もうこの熱量が堪らなく愛おしいんです。その声が言葉が俺を狂わせるんです。
兄さんはそこの所ちゃんとわかってくれてるのかな…?
「なら…なら、早く兄さんの挿れてよ…」
「まだ」
くそ…。知ってるんだぞ。この体勢だとアンタのデカイ塊、尻の下にバッチリ感じてるんだからな…っ!
ええい、ならこれならどうだ!!
「っぐ、お前…!」
「あ、あん!!兄さっ…」
喘ぐと同時に腰を揺らす。俺の尻に触れてる兄さんの性器に直に当たるようにしてやれば、否応なしに兄さんのモノが更に硬くなる。
「はっ…煽るなぁ…?そんなに欲しいんならくれてやるさ…ただし」
俺の腰を持ち上げ、そのまま勃ち上がった兄さんの性器に尻の穴が触れる。
「ちょ…」
慣らし無し!?無理無理!そんなデカイの慣らさずに挿れられたら間違いなく俺壊れる!!
「平気だろ?昼間こん中であれだけ暴れさせたんだから」
「ひっ…やだやだやだ!?大きさ違う大きさ違うからムリーっ!!」
いやっ!?て声が上がった時には、兄さんの頭がぬぷ…っと入ってきた。
「ま、ま、まっ…てぇ…ほんと、に…本気…?」
「本気」
そのまんま俺の体を下にずらした。中へ無理矢理入り込むその塊が、肉壁を押し開き奥へ進んでくる。
「っいあ、痛…ぃ、ぃぃ…」
「どうだよ…オレは」
「ひやぁぁっ!!ん、んぅ!!突かないで、突き上げないでぇ!?」
下から兄さんが腰を跳ねさせる。たまに動作がずれて、抜けそうになるのをまた深く捩じ込ませる。
「や、やぁ…だめ、だめ!!嫌、イク…のぉ…もうイクのぉ!!」
「そうはさせるか」
ぐわっと体を持ち上げられ、俺の体はベッドと兄さんに挟まれていた。座った状態からの体位の変更に、尻を突き出した状態のまま後ろから攻められる。
「にいさ、にいさんっ!!イカせて、お願いだからこの手退けて!?」
「断る。いつもは一緒にイキたがる癖に…」
いやいつもは放置される可能性のある場合ですから。もう中でガンガン暴れまわるアンタにそんな心配不要ですから。
「ん。っは!!やぁ、もう…だめだめっい、やぁぁっ!!」
吐き出せない熱が体の芯を疼かせる。
イカせて欲しい…イカせて欲しい…。ただそれだけを求めて俺は腰を振った。
「積極的だな…」
「アンタ…が、イッてくれないと…うぁっ…も…ぉぉ、限界…」
「もう少し…」
もう少しってどんだけ上らせる気ですか!?ああ…快楽死ってあんのかな…?もうすぐ電脳ショート致します。
「………」
「誰が意識無くして良いなんて言ったよ…」
「!? んああっ!!や、だ…何…やぁぁ…っ」
一瞬本当飛びました。でも一度抜いた兄さんの性器がふっかーい所まで急に戻ってきたから、俺の意識も帰ってきました。
「にいさんっ…」
「……いいぜ…」
押さえ込まれてた俺の性器が解放される。すぐに熱が溜まって、兄さんからの突き上げとベッドシーツに前を擦られイク準備完了。
「あ、うん…あ、あ、っんん!い、く…イクゥぅ!?
や、あぁあんあぁぁああいいいいーーーーっ!!」

あぁ…中で弾けるこの熱の塊…堪んない…。


もうなんでもいいや…。おやすみ、なさい…。

[*vorn][hinten#]

5/11ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!