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小説
殺人予告は27時(ダーリー)


風が吹いてる
アタシの事を笑っているような


雨が降ってる
アタシの事を泣いてるような


感傷に浸ってるだって?



アタシは・・ただ・・・



私を殺した人間にアタシが復讐し、
私の無念を払っただけなんだよ


それなのに何でこんな哀しい


ジャックに会えないから?
もう生きている人間じゃないから?


全部当て嵌まる






ミスティさんが神に選ばれたって言ってたけど
それならどうして私をこんな姿に変えてまで生かしたの?




ねぇ、助けてよ亮!



アタシはアンタに助けを求めるから
私は許さないけど、アタシが許すから!





「違う、違うの・・・!!」


何が違うの?

私はもうアタシなんだから
誰に助けを求めても自由デショ?


「私はジャックに・・・」


まだ言う?
もう無駄な事なんだよ、諦めな!
誰が私の叫びなんか聞くんだ、戯言を!!



悲しみと嫉妬で狂う「私」と「アタシ」




誰かがアタシの名前を呼ぶ
ジャックじゃない、あの声は



『カーリー・・!』


私が振り返る


「亮・・?」


『・・今見えたんだ』



嬉しい!
捜してたんだね、アタシの事


もう私の叫びは聴こえない


だから
アタシはアンタを愛してあげられる様に
始めなきゃね、ちゃんと一緒にさ


27



(深夜の死のダンスを)
(アタシと死ぬまで死の炎の中で踊ってよ)



×××
長かったですダーリー
ヤンデレっぽく書いたつもりですが・・全く違う?;

本館のアニメ沿いで使おうと思っているワンシーンを
先に書く私って・・・
×××

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