BL短編集
翠という猫
「ふぁあ・・・」
朝。
今日は午後から授業だ・・・
まだ時間がある。
取り敢えずご飯食べよ。
と。
「秋、腹減った」
「翠・・・ちょっと待ってて」
翠が空腹を訴えるから先に翠のご飯からかな。
「「「秋」」」
「あー・・・お前等もか・・・」
窓の外に大きな物体が見える。
実際は数匹の猫が重なっているだけだが・・・
ほら、と。
餌を少しだけ分け与える。
俺も飯食わなきゃ。
俺の朝は毎回こんなもんだ。
我ながら不憫だと思う。
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