波乱上々 王道ぷまいです ぐきゅる 「ほら、俺の腹も訴えてるよ」 「お前どんだけ食ってなかったの・・・」 朝から今まで。 とにかく行こう早く。 「はぁ。こっちだ」 「おおぉぉ・・・どこまでも着いて行きやすぜ!」 「・・・」 「あれ無言?いいよ俺無言勝負強いから。」 「無言勝負てなんだよおい。」 「はい俺の勝ち!」 「・・・・・・」 ぐきゅる 「「・・・」」 うん、行こうか。 「おおっ!」 これぞ正しく王道! レストランだよここ!テンションマックスだよ! 「ほら輝!早く!」 「ちょっ、落ち着け晴!」 「落ち着ける筈無いだろが!」 「ひ?!す、すまん・・・?」 こんな・・・! こんな王道を見て興奮しない方がおかしいよ! え?興奮する方がおかしい?ごめん(´・ω・`) 俺達は奥の席に座った。 「やはりタッチパネルか、流石金持ちだな。」 でも俺こういうの苦手なんだよね・・・ 「貸してみ」 輝が手を伸ばしてきた。 え、やだ。 「やだよ、なんでさ」 「や、お前なんか苦戦してるぽいから」 む。 「苦戦なんかしてないし」 楽々だし。 図星なんかじゃないし! 「む、む・・・」 あ、間違ったこれじゃない。 こっちか。 えー、と。 なんかクツクツ笑い声が聴こえるんですけど・・・? 「なにさ・・・」 「お前、それ、楽々とは、言わないだろw」 「なっ輝のくせに!生意気だぞこら!」 激おこプンプン丸ですよ。 「お待たせしました」 おっと。 もう出来たんだ。 んじゃま、いただきます。 まだ笑ってやがる輝の足を踏みながら、 料理に手をつけようとした時。 「キャァアアアアアアアアアアア!!!」 爆発音のような悲鳴が聴こえた。 俺のレーダーびんびん反応してます! これはもしや! 「王道展開ktkrrrrrrrrrrrrrr!!」 巻き舌になりながら立ち上がる俺。 「い" っ!おま、痛い!足踏みながら立つんじゃねェエエ!!!」 下で何か言ってるけど気にしない。 だって俺何も聴こえないもん(`・ω・´) 「けしからん!実にけしからん!」「はよ!もっとやれ!」 [戻る] |