波乱上々
まだ、(輝side)
"もっと輝達のこと知りたいなぁ、てね。"
うっわぁコイツ･･･。
｢天然タラシだな。｣
｢ん？なんか言った？｣
｢別に･･･なんでもねぇ。｣
｢そう？｣
上機嫌に俺の横を通り過ぎていく晴。
なんだかまだ顔が熱いような気がする。
もう治まってもいいだろうに。
俺にはそういう性癖は無い、筈だろ？
何故。
知りたい、なんて。
言われただけでこんな。
｢畜生、認めたくねぇ･･･｣
｢輝？どうしたの？｣
天然タラシめ･･･。
｢なんでもないって。｣
絶対認めねぇぞ俺は。
「けしからん！実にけしからん！」「はよ！もっとやれ！」
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