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私立城聖学園(連載中)
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ショッピングモールで買い物を済ませて、部屋に戻る。
今日の夜ごはんはシノのリクエストによりハンバーグだ。
それに合わせて、コンソメスープとシーザーサラダを作ろうと思う。

「ユウキ」

「どうしたの?タク」

なんだか神妙な顔で立っている。

「オレも手伝っていいか?」

「うん!!もちろん!」

えへへ…タクと台所に立つの初めてだ!

「今日、センコーに何か言われたのか?」

「え?」

サラダのキャベツをちぎっていたタクがいきなり話しかけてきた。

「シノも言ってたが、元気がなかったから…」

タクも気にしてくれてたんだ。

「別に何も言われてないよ!」

むしろ、優しい言葉をかけてくれた。
ほんとに暖かくて、なんだか甘えたくなっちゃったんだよね…
高校生にもなって、恥ずかしいな…

「ほんとか?」

「うん!」

「そうか…」

あっ、ちょっと気を抜いた顔になった。

「それなら、なんで…」

「あっ!!ハンバーグが焦げちゃう!」

タクの言葉を遮った。
ちょっと無理矢理すぎたかな…

だけど、まだ触れてほしくないんだ。

きっといつか話すから、今はまだ待ってほしい。


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あきゅろす。
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