私立城聖学園(連載中)
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ただ、寮生活だということには心配された。
それに男子校であることにも。
なにが心配なのか僕には分んないんだけど、何かに気をつけなくちゃいけないとお養父さんにも、義兄さんにも言われてしまった。
何になのかは忘れちゃったんだけどね。
もう高校生だし寮生活ぐらいどうってことないんだけどな。
どうも僕の周りは過保護が多い気がする。
今でも子ども扱いされている気がしてちょっといやだ。
心配してくれるのは嬉しいけどね。
それよりも、どう入るかを考えなきゃ。
僕は大きな門以外にはいれそうな所はないか探した。
「…あっ!」
見つけた!!
門の隣に小さい扉があるじゃないか。
隣にはインターフォンらしきものも付いている。
「こんな所にあったのか。」
早速隣に付いているインターフォンを押してみる。
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