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私立城聖学園(連載中)
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それから僕らは、ショッピングモール内をウロウロした後、寮の食堂へと向かった。

まぁ、今までのを見てると食堂もハンパない事くらい想像はつく。

多少のことなら驚かない自信があった。

「すごい!!!」

その自信は脆くも崩れたが…
とても広い。
そこらへんのファミレスなんて比にならないほどに。

「ここは寮専用の食堂。学校にはまた別に食堂があるからね」

ジュンが説明をしてくれる。

「そんなことより早くボク達も座ろうよ!もうお腹ぺこぺこ…」

シノが僕の手を引いてテーブルへ連れていく。
席に着くとテーブルの端にディスプレイが付いている。
ジュンがそれにタッチすると、ディスプレイに何かが映し出された。

「ここに書いてあるメニューを適当に選んで、タッチして、部屋のカードキーをスキャンするんだ。それで注文が完了するから」

説明しながら注文をしていくジュン。
それを見ていて驚いた。
何なんだこの値段は…
ゼロが一つ多くないか?

さすが私立高校ということか。
お坊ちゃんが通っているだけあって、高級なものがつかわれているのか、とてつもなく高い。

庶民の僕なんかは理解できないな…


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