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私立城聖学園(連載中)
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義兄さんは僕の頭を撫でながら、3人をまじまじと観察している。

「お前凄い奴らとダチになったのな!」

そう言われた3人はというと、微妙な表情で義兄さんを見ている。

凄い奴ら?
タク達の事を言いたいのだろうということは分かる。

でも、凄いって何?

僕は何を言っているのかわからず、目で訴えてみる。

「いや、中等部のランキング上位ばかりだからさ。」

ランキング?成績か何かかな…
3人ともSクラスだし。
これ以上突っ込めそうにないのでここは流すことにした。

「タク達も義兄さんのこと知ってるの?」

3人の様子を見るとそんな風だ。

「うん。生徒会だしね」

答えてくれたのはジュンだ。
そう言えば、義兄さんは生徒会の会計だったっけ。
そりゃ知ってるよね。

「俺も知りたいんだが、先輩と兄弟なのか?」

「うん。義理の兄だよ」

「そう言えば、先輩も磯崎か…」

「…ふーん……」

ジュンとタクはそれぞれ感想を述べる。
シノは黙って義兄さんをみている。

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あきゅろす。
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