GAME TRAVELER～ﾓﾝﾊﾝ編～
ページ⑧
陸とゴウは倒れているマオウに攻撃を仕掛ける
ｼﾞﾗｲﾔは２人とは少し離れた所でシビレ罠を仕掛けていた
その内にマオウは立ち上がり、ｼﾞﾗｲﾔの方を向いた
｢よし、これで罠にハマってくれそうﾆｬ｣
ｼﾞﾗｲﾔは安心しきっていると、マオウは急に潜りだした
｢ﾆｬ!?｣
そしてあっと言う間にｼﾞﾗｲﾔの足下に移動し、攻撃を仕掛けてきた
ｼﾞﾗｲﾔは突然の事で避ける事が出来ず、吹き飛ばされてしまった
｢いてて……ﾆｬ!?｣
起き上がろうとしたｼﾞﾗｲﾔの視線の先に突進の準備をするマオウの姿があった
｢ヤバい！助けたいが距離が遠い｣
今度は陸が焦りだしていた
｢どうするんだ、ゴウ!?｣
と、陸がゴウの方を向くと何故か竜撃砲の準備をしていた
｢何をしているんだ!?｣
｢竜撃砲でお前をｼﾞﾗｲﾔの所まで飛ばす…｣
｢は!?無理に決まってるだろ｣
｢うるせぇ!!黙ってするんだ!!｣
ゴウはそう言って譲らなかった
それを見て遂に陸も観念した
｢しょうがないな。でも失敗はするなよ｣
陸はそう言うとガンランスの銃口の前に立った
それと同時に竜撃砲の準備も終わった
｢行くぞ!!竜撃砲!!｣
ゴウは合図と共に竜撃砲を発射
陸は竜撃砲の威力で吹き飛んだ
その放物線は確実にマオウの方に向かっていた
｢いてて…こうなったらヤケだ!!｣
そう言うと陸はポケットからティガの紅玉を取り出し、取り込んだ
ズドーーーン!!
陸は空中からマオウに回転切りを喰らわせた
その威力によりマオウの角は一撃でぽきりと折れた
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