GAME TRAVELER〜モンハン編〜
ページE
マオウは起き上がると再び砲口をしだした
砲口によって三人は硬直する
「ヤバい…ジライヤが危ない」
陸は慌てていた
ディアブロスの攻撃で最も恐ろしいのは砲口後の突進で、一度突き飛ばされると起き上がる暇なく突進を受け続けるという一種のハメ技である
それをマオウの一番近くにいるジライヤにすると思ったからだった
するとマオウはやはりジライヤを狙って突進を繰り出した
「こ…これは避けれないニャ!!」
ジライヤは恐怖で目を閉じた
そしてマオウの突進がジライヤに当たろうとしたその時
ヒュン…
ジライヤは一瞬風を感じた
「ニャ!?何が起こったのかニャ?」
ジライヤは恐る恐る目を開けると、陸に抱き抱えられていた
その時、陸は黒いオーラを纏った状態だった
「ま…まさかあの距離から飛んできたのかニャ!?」
陸はコクリとうなずいた
「さすが黒い鬼人化ニャ!!まさか助かるとは思ってなかったニャ」
「そんな話は後でいいから戦いに集中しろ!!」
遠くからゴウの大声が聞こえた
2人がマオウの方を見ると、今にも起きあがろうとしていた
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