GAME TRAVELER～ﾓﾝﾊﾝ編～
ページ②
陸達が覗いてみると、角竜ディアブロスとガンランスを装備した男のハンターが戦っていた
ディアブロスはすでに角が二本とも折れており、かなりのダメージを負っていた
ヴォォォゥ！
ディアブロスは力を振り絞り、ハンターに突進を仕掛ける
ハンターはディアブロスの突進をステップで回避すると、すぐさまポケットからブーメランを取り出した
｢行くぞぅ!!フン!!｣
ハンターはディアブロスに向かってブーメランを投げた
ブーメランはディアブロスの尻尾に直撃、切断した
｢こ…この人強いぞ｣
｢そうみたいﾆｬ｣
ディアブロスは起き上がると、口から黒い煙を出しながら威嚇しだした
どうやら怒ったようだ
怒り状態のディアブロスは再びハンターに向かって突進
しかしハンターはステップを巧みに使って突進を避けた
そしてディアブロスの脚に砲撃を喰らわせた
ドスーン!!
砲撃によりディアブロスは転け、ジタバタしている
｢よし、これで決まりだぜ!!｣
ハンターがガンランスを構えると、銃口から炎が出てきた
｢どうやら竜撃砲を撃つみたいだな…ん？｣
しかし、陸の予想は外れていた
なんと、ポケットから赤い紅玉を取り出し体に取り込んだ
｢まさか、あの人も現実世界から来たハンターなのか!?｣
陸がそう言ってる間に、ガンランスの銃口から出ていた炎が消えた
準備が完了したみたいだ
｢行くぜ!!火炎砲!!｣
次の瞬間、銃口から大きな炎に包まれた弾が飛び出し、ディアブロスに直撃
ディアブロスは絶命した
｢す…すごいぞあの人。紅玉を使ったって事は現実世界の人みたいだし話しかけてみよう｣
｢そうするﾆｬ｣
２人はそう言うと、そのハンターに近づいていった
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