GAME TRAVELER〜モンハン編〜
ページD
陸は必死に攻撃を避けようとする
しかしダイミョウザザミのスピードが速すぎて避けることが出来ず、一方的に攻撃を喰らうばかりだった
「くそ…背中に攻撃できれば勝てるのに……あ!!そうだ!!」
陸は何かを思いつきジライヤに指示をだした
「ジライヤ、ダイミョウザザミを挟み撃ちするぞ」
「ガッテンニャ」
そう言うとジライヤは恐る恐るダイミョウザザミの背後に回り込む
「よし、もう少しニャ」
ジライヤが安心したその時、ダイミョウザザミが急に後ろを振り返った
「ニャ!?何でニャ!?」
ジライヤが辺りを見回すと門の上の奴がダイミョウザザミに合図を出していることに気づいた
「そんニャ〜」
しかし陸は平然な顔をしていた
ダイミョウザザミがジライヤの方を向いたことによって、陸の方に背中が向いたからだった
「すまんジライヤ。お前は囮だ」
「そんニャ!旦那様のバカ〜」
ジライヤはダイミョウザザミに吹き飛ばされた
その間に陸は鬼人化し、がら空きの背中に乱舞を喰らわせた
乱舞によってダイミョウザザミは力尽きた
「よっしゃぁ!!」
陸が喜んでいると門の上から声が聞こえてきた
「お見事です、村に入ることを認めましょう。」
門の上の奴の合図と共に村の門が開いた
陸は気を失っているジライヤを連れて村の中に入った
[*前へ]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!