GAME TRAVELER〜モンハン編〜
ページB
陸はゲームでいつもする戦いかたで戦う
それはガノトトスの前をうろうろして水ブレスを誘い、それを避けつつ頭に攻撃を仕掛けると言うものだった
「やぁ!たぁ!ってあれ?」
しかしガノトトスがでかすぎて頭に双剣が当たらなかった
「ちくしょう、足に攻撃するしかないか。ジライヤ、水ブレスの誘導は任せたぞ」
「ガッテンニャ」
陸はそう言うと足に攻撃を仕掛けた
ガノトトスの足元に居ることで尻尾攻撃に当たる心配がなく、順調にダメージを与えた
「ここまでは順調だけど、あれが来たらヤバいな」
あれとは攻撃範囲が意味不明なくらい広いタックルの事である
タックルは普通のサイズでさえ避けきれない攻撃で、このサイズだと避けることは不可能といっても過言ではない
陸は注意しつつ鬼人化をして、乱舞を叩き込んだ
するとガノトトスの口から白い息が出てきた
「ん?怒ったか?」
すると突然ガノトトスは体をかがめた
「ちょっ、ここでタックルかよ」
陸は回避の準備が出来てなかった
「ヤ…ヤバい、どうする?……そうだ!!」
と言うと陸はポケットからティガの紅玉を取り出し、体に取り込んだ
そして、ガノトトスのタックルと同時に回転切りを叩き込んだ
ギャゥゥゥ!!
タックル中で無防備だったガノトトスは大ダメージを受けた
そして逃げるように水中へ逃げ出した
「よし、じゃあ戻ってくるまで肉でも焼いとくか」
「俺様もお腹ペコペコなのニャ」
と、陸が肉焼きセットを取り出したその時
ドガァァァァン!!
あたり一面に物凄い音が鳴り響き、驚いた陸達は音のした方を向いた
そこには白色の一角獣がいた
「まさか、ガノトトスとモノブロス亜種、2匹同時に戦うのか?」
「ありえないニャ」
ヴォォォォ!!
陸達に気づいたモノブロス亜種は雄叫びを上げた
そして、息つく暇なく陸達に向かい突っ込んできた
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