GAME TRAVELER〜モンハン編〜
ページD
「初めまして。ココット村代表のネコートです」
先に挨拶をしたのはネコート
「おぉ、よく来たな。私はドンドルマを指揮しているザックだ。よろしく頼む」
ネコートに続け、王も自分の名を名乗った
しかしこの王、物凄く若い
見た感じ20代後半ぐらいだろう
陸は正直、こんな王で大丈夫なのかと思っていた
しかし、陸の心配はすぐに解決する事になる
お互いに自己紹介を終えると、さっそく本題に入った
「…という訳なのですが」
と、ネコートが簡潔に内容を説明
すると次の瞬間、ザックの雰囲気が変わった
ザックの体から放たれる『覇気』
それが陸達にビリビリと伝わってきた
先程までの頼りなさは既に無い
(く…凄い覇気だ。今の俺達では足下にも及ばない)
と陸に思わせる程であった
「既に話は私の下に届いている。そやつらには手厚い歓迎をしてやらなくてはな」
ザックはニヤリと笑う
そして更に話を進めた
「飛龍軍団に対抗するにはそれなりの戦力が必要だ。そやつらが襲来するまでに私が有力なハンターを集めておこう」
「あと、ハンター諸君には武器屋、防具屋にある武器を無償で貸し出そう。有効に活用してくれ」
そういうと、ザックは陸達にドンドルマの地図を差し出す
陸が代表してそれを受け取った
その後、ネコートとザックだけで話をするといわれ、陸達は一礼して部屋を後にした
退室直後、陸達はあの覇気から解放されほっとしたのか、その場に座り込むのだった
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