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GAME TRAVELER〜モンハン編〜
ページB
「僕が気絶したフリをしてやり過ごそうとしてた時に聞いた話なんですが、一週間後…もう1日たってるのであと6日後にこの村に飛龍軍団が襲撃して来るらしいです」

ジュンは聞いた内容を淡々と話していく

そして、ナルガクルガも襲撃に参加する事も話した

それを聞いた陸はやる気に満ち溢れていた

「またアイツと戦える…絶対にリベンジしてやる」

しかし、ここで陸はある問題に気づいた

「あの、もしかしてこの村で戦うんですか?ここだと戦いにくいと思うんですが…」

「ふむ、それならもう対策は考えておるぞ」

「え?どうするんですか?」

陸がそう言うとネコートはココット村近辺の地図を取り出し、説明しだした

「ここの近くにドンドルマという街がある。そこには飛龍がいつ襲撃してきてもいいようにバリスタや大砲などが準備してある」

「つまり、そこにおびき寄せて戦おうっていう話ですね」

「その通りだ。そのためにはまずこの村を空にする必要がある。今から、ドンドルマに移動するぞ」

「はい」

その話を聞いた3人は荷物の準備をはじめる

と、その時陸はゴウが居ないことに気づいた

「あれ?ゴウは何処にいるんですか?」

「あぁ…ゴウとやらは先にドンドルマに行って治療を受けておる」

「そんなに傷がヒドいんですか?」

「あぁ、体中ボロボロだったからの」

それを聞いた陸は顔を伏せる

ネコートはそれをなだめた

「まぁ、心配はいらんじゃろう。ドンドルマに着いたら会いにいってやれば良い。そうと決まればさっそく出発だ」

そう言うとネコートはみんなを連れ、小屋を出た

外にはココット村の住人が一カ所に固まっていて、それぞれ自分の荷物を背中に背負っていた

「皆の衆、集まったかの。ドンドルマに出発するぞい」

ネコートの合図と共に、住民はドンドルマを目指し、歩き始めた

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あきゅろす。
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